ブックタイトル森林のたより 810号 2021年3月

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概要

森林のたより 810号 2021年3月

環境保全モデル林に行ってみませんか~その1~岐阜県には、環境保全モデル林があります。この林は、既存の林業では採算が合わず放置されている里山林を「環境への配慮と森林資源を活用した新たなビジネスの創出」をキーワードに県が整備し、地元が活用する中で里山を再生するモデルを作ることを目的としています。平成24年度から平成28年度までの5年間で5箇所のモデル林が整備され、現在様々な活動に利用されています。これから3回に分けて、5箇所のモデル林の状況を紹介します。一度モデル林に行ってみませんか。令和元年度は、古城山環境保全モデル林連絡協議会による「ロープワーク体験」「親子で伐採体験」「薪づくり体験」等のイベントのほか、森の野いちご会による森のようちえんイベント等に活用されました。・所在地:美濃市字古城山(県立武義高等学校東側)・面積:約18・4ha・現況:広葉樹林(広葉樹・アカマツ、ヒノキ、竹など)が主。第1号環境保全モデル林「美濃市古城山」入口付近に案内看板があります。写真の展望休憩所まで行ってみると美濃市が一望できるかも。令和元年度は、里山クラブ可児による「森の学校」(炭焼き窯でのピザ焼き体験、竹の器によるカレーライス体験等)、「自然学校」(棚田への田植え、田んぼの生物調査、稲刈り体験、餅つき体験)等のイベントのほか、子供の庭による野外保育活動等に活用されました。・所在地:可児市久々利字大岩(花フェスタ記念公園の東隣)・面積:約11・6ha・現況:コナラ、アベマキなどの落葉広葉樹とヒノキを主体とする美濃地域の典型的な里山林第2号環境保全モデル林「可児市我田の森」管理棟の裏に広場、ビオトープ池(木製の橋のところ)、棚田がありますよ。MORINOTAYORIMORINOTAYORI 1818