ブックタイトル森林のたより 810号 2021年3月

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概要

森林のたより 810号 2021年3月

通信ぎふ木遊館では、新型コロナウイルス感染防止対策を行いながら、開館しています!2月のイベント報告<2月2日に「鬼めくり」を実施しました!>「鬼めくり」を知っていますか?「鬼めくり」とは、加子母や下呂に古くから伝わる魔除けの風習です。節分の日、鬼の侵入を防ぎ健康と安全を祈り、「鬼札」と呼ばれるお札を家の玄関や戸口に貼ります。「鬼札」は、鬼の顔と13個の点を書いて、一番下に一筆書きの星を書きます。家にやってきて鬼札を見た鬼は、手足の指が3本ずつで合わせて12本しかないので鬼札に書かれた13個の点を数えられず、さらに鬼は一筆書きの星を見て、どこから書き始めたのか描き方に迷い混乱し、逃げていくそうです。そして節分の日、子どもたちが町内を回りその鬼札をめくっていくことで厄も取り払うことになるそうです。この風習にちなみ、ぎふ木遊館でも「鬼めくり」を行いました。事前に来館した皆さんに鬼札を書いていただき、節分当日の2月2日、館内の至る所に貼った鬼札を子どもたちにめくってもらいました。親子で「鬼札」探しに熱中し、岐阜県に根付く文化で節分を楽しみました。木遊館にも鬼が登場!みんなで「おにのパンツ」を歌いました。木育プログラムぎふ木遊館は、昨年8月下旬頃から土日を中心に木育プログラムを開始し、1月末までに53回実施し、800名を超えるたくさんの方に体験いただいています。紙やすりで木を削って積み木を作る「つみきBANK」、トンカチを使って組立て行灯を作る「あかりづくり」、電動糸鋸を使って好きな形の小さなとびらを作る「トビラノムコウ」など、小さなお子さまから小学生、大人も楽しめる様々なプログラムを実施しました。参加者からは「木の良い香りに癒された。」「木の良さを知ることができた。」「子どもと一緒に物を作れて楽しかった。」「子どもの成長を感じた。」などの感想をいただきました。今後も実施しますので、興味のある方はぜひご参加ください。緊急事態宣言発令期間中は、木工室での木育プログラムを中止しています。ぎふ木遊館のイベント情報等については、公式ホームページでご確認ください。MORINOTAYORI 8