ブックタイトル森林のたより 812号 2021年5月

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概要

森林のたより 812号 2021年5月

の回復を図ります。?コロナ社会に対応した県産材の国内外での販路拡大に向けた取組みへの支援(50,000千円)・WEBを活用した非対面型の営業・商談活動、海外通販サイトの開設、県産材を活用した新製品開発などを支援新?海外に向けた企業・製品情報のWEBサイトでの公開とオンラインによるマッチングの実施(2,500千円)・県内企業が取扱う県産材製品の情報をデータベース化しWEBサイトに公開するとともに、海外企業とのオンラインによる商談会を開催4新たな需要の開拓と製品開発木材利用が進んでいない非住宅施設の木造化・木質化や、県産材を活用した新たな部材・工法の開発及び加工体制の整備を支援するとともに、住宅分野では、県産材を一定量以上使用した住宅の建設者に対する支援を拡充します。新?非住宅施設木造化のための低コストマニュアル等の作成・普及(7,100千円)・最新の技術や工法、法令改正をまとめた非住宅施設木造化のための低コストマニュアル・事例集を作成し、建築士や市町村職員等を対象とする研修会を開催?大径県産材に対応した加工施設の整備支援(187,000千円)・大径材等を効率的に加工するための施設整備に対して助成?県産材を活用した住宅の建設促進による木材需要の拡大(99,832千円)・構造材や内装材に加え、新たに住宅の改修時に外壁や木塀などに県産材を一定量以上使用した住宅の建設者に助成重点施策:コロナ社会における森林・林業の担い手対策5生産性向上に向けたスマート林業の推進限られた人材で効率的に林業を行うため、ICT導入や林業機械の無人化等を支援することで林業DX化を推進し、林業事業体の生産性向上等を図ります。?省力化、安全性向上に向けたICT導入への支援(8,000千円)・林業事業体がICT等を導入するための経費を助成?ICT機器の操作技術研修会の開催(1,876千円)・携帯電話の圏外エリアでも位置情報などを相互通信できる「LPWA通信システム」、ドローン画像データの3次元解析や地上3次元レーザ計測器等のICT機器を扱う技術者を育成・林業の現場へのICTの早期普及を図るため、林業事業体を対象とした研修会を開催6新規就業者の確保・育成・定着「森のジョブステーションぎふ」を核とした就業の斡旋に加え、UIJターンによる就業促進、外国人材の活用の検討を行うとともに、新規就業者の安全を確保し、定着率を高めるため、労働安全対策に取り組みます。?都市部などから県内に移住した新規就業者への支援(3,400千円)・県内で林業に従事するために県外から移住した者を対象に移住支援金を給付新?労働災害未然防止に向けたレスキュー訓練の実施(1,650千円)・林業事業体の経営者と森林技術者を対象に、作業現場におけるリスクアセスメントの実践や、消防署と連携し労働災害時の応急処置や搬送方法を学ぶレスキュー訓練を実施新?森林文化アカデミー創立20周年記念行事の開催(1,200千円)・森林文化アカデミーが令和3年度に創立20周年を迎えるため、それを記念する式典等を実施望ましい森林の姿へと誘導する「100年先の森林づくり」7森林経営管理制度にかかる市町村支援平成31年4月に導入された森林経営管理制度を円滑に運用できるよう、実施体制の強化や森林情報の精度向上を図るなど、市町村への支援を強化します。新?市町村林務行政を支援する専門家の派遣(3,825千円)・森林の管理や経営に必要な知識を備えた岐阜県地域森林監理士を市町村へ派遣新?市町村森林管理支援センター(仮称)の設置(3,401千円)・弁護士等の専門家による相談会や市町村からの相談対応等を行う「市町村森林管理支援センター(仮称)」を新設新?森林クラウドシステムの導入(67,055千円)・県や市町村が保有する森林情報を共有化し、市町村が森林経営管理制度を効率的かつ効果的に運用できるよう、森林GISなど4つのシステムを統合した森林クラウドシステムを導入8将来像を見据えた森林整備の推進地域ごとに将来の望ましい森林の姿を実現するため、「100年の森林づくり計画(森林配置計画)」に基づき、計画的に森林整備を進めます。?主伐・再造林への支援(177,030千円)・森林資源の更新のため、伐採と再造林に取り組む森林所有者等を支援?早生樹の導入推進(5,913千円)・早期の成長・収穫が期待される早生樹(コウヨウザン、センダン)の導入に向け、生育状況の分析や施業体系の確立等を図るための実証試験を実施新?家具等に活用可能な広葉樹林の整備推進(6,030千円)・有用広葉樹(ブナ、ミズナラ、コナラ等)の生育を妨げる不用木の除去等に対して助成?森林区分に応じた森林整備の推進(3,903,268千円)・林業、環境、観光、生活といった人々の活動や自然条件等により区分した「木材生産林」、「環境保全林」、「観光景観林」、「生活保全林」において、それぞれの目的に沿った森林整備等を支援林業経営を重視した「生きた森林づくり」9効率的な木材生産体制の強化新型コロナウイルス感染症の収束後に木材需要が増加していくことを見据え、安定的かつ効率的な木材生産体制の強化を図ります。?林道等の路網整備の推(進1,629,844千円)・市町村が行う林道の整備に対して助成するとともに、基幹的な林道及び林業専用道を県が代行して整備?高性能林業機械の導入に対する支援(90,543千円)・林業事業体が高性能林業機械を購入・レンタルするための経費を助成10特用林産物の生産体制、販路拡大の強化山村地域の貴重な収入源であるきのこ類を中心とした特用林産物の生産から販路拡大まで総合的な支援を行います。?新規生産者への経営支援(2,000千円)・原木きのこ生産へ新規参入する生産者の経営の安定化を図るため給付金を支給?特用林産物の生産体制の強化(5,000千円)・きのこ生産に係るGAP・有機JAS認証の取得のために必要な施設整備に対して支援?特用林産物のブランド力・競争力の強化(3,800千円)・新技術・新製品の開発、国内外での特用林産物のPR等に対する助成や、飲食業界等とのビジネスマッチングを実施新?気候変動に対応したきのこ増収技術の開発(1,811千円)・近年の気候変動リスクに対応するため、高温時における、きのこの発育低下を抑える温度管理と冬場の収益性向上に必要な低温での発育を促進する技術を開発環境保全を重視した「恵みの森林づくり」11「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用した自然環境の保全・再生管理不足の森林の増加、外来生物の繁殖などにより、森林や河川の持つ公益的機能の低下が懸念されていることから、「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用し、自然環境の保全・再生に取り組みます。?「100年先の森林づくり」の推進(525,237千円)・奥地水源林の整備、集落近くの里山林や生活保全林の整備、危険な樹木の除去、観光振興につながる森林の総合整備等に対して支援?ぎふの豊かな森林・水を活かした環境にやさしい社会づくり(37,300千円)・木質バイオマスを利用したボイラー等の導入や、小規模な小水力発電の整備を支援12「ぎふ木育」の推進森林・林業に対する県民の意識を醸成するため、木育の総合拠点「ぎふ木遊館」と森林教育の総合拠点「森林総合教育センター( morinos)」を核として、あらゆる世代の県民に対し、ぎふの森や木にふれあい、親しむ機会を提供します。?ぎふ木遊館とmori nosの連携によるぎふ木育の普及啓発(79,503千円)新・ぎふ木遊館とmorinosが連携を図り、森林や木に親しみ、森林とのつながりへの理解を深める木育と森林教育をつなぐ連携プログラムを実施新・木のおもちゃや森で遊ぶ道具等を県内各地の「ぎふ木育ひろば」や教育機関等に運び、出前による移動型体験プログラムを実施?ぎふ木育を推進する人材の養成(5,293千円)・森林や木に親しむ体験を指導するリーダー的人材の育成等を行うほか、木育・森林教育の両面から、ぎふ木育を推進する人材を育成13木質バイオマスエネルギーの利用推進建築用材として利用できない端材や枝などの未利用材を木質バイオマスエネルギーとして有効活用するため、搬出、加工、利用にかかる支援を実施します。?木質バイオマス加工施設の整備支援(5,000千円)・間伐材等の未利用木材を効率的に加工するための施設整備に対して助成し、木質バイオマス燃料の供給体制を強化?県民協働による未利用材の搬出支援(7,300千円)・市町村、地域住民が一体となって未利用材を搬出するために地域で組織する協議会等に対して、未利用材の搬出機械の導入及び搬出・運搬に関する経費の一部を支援MORINOTAYORI5