ブックタイトル森林のたより 815号 2021年8月

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概要

森林のたより 815号 2021年8月

シリーズ『森林・環境税』で“緑豊かな清流の国ぎふづくり”県では、「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用し、県民みんなで豊かな自然環境を守る様々な取組みを行っています。こうした取組みの内容について連載で紹介します。4生物多様性に配慮した地域づくり普及推進事業【事業目的】県民の皆さんや企業、民間団体などの各種組織が自主的に生物多様性の保全・再生について行動していく社会づくりを目指すため、外来生物の脅威や種の多様性の保全等について普及啓発します。【事業内容】大きく分けて2つの取り組みを行っています。●生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物の脅威や県内に生息する希少野生動植物の保全、生物多様性の普及啓発に関する生物多様性シンポジウムの開催等。→シンポジウムでは「希少野生生物ハリヨ」や「人間により持ち込まれた生物による危機・外来種の対策」等をテーマに開催してきました。●イタセンパラ※を活用した生物多様性に関する普及啓発や県水産研究所におけるイタセンパラの増殖と木曽川での試験放流。→イタセンパラを活用した普及啓発は小学校での水槽展示を中心に行い、令和2年度には約100名の児童が参加して生物多様性についての理解を深めました。生物多様性シンポジウムイタセンパラの水槽展示※イタセンパラ:岐阜県レッドデータブック絶滅危惧I類。ワンドと呼ばれる河川敷内の池、灌漑用のため池や水路など流れの穏やかな水域に生息する魚。県内では、かつて美濃平野部の各河川に生息していましたが、現在では数か所で確認されるだけとなっています。MORINOTAYORI 12