ブックタイトル森林のたより 815号 2021年8月

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概要

森林のたより 815号 2021年8月

岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアムの取り組みを紹介します当コンソーシアムは、産学官連携や海外連携により新たな技術の開発とその普及を図り、林業・木材産業の成長産業化を目指すため、平成26年9月に設置されました。現在は、林業・木材産業関係者を中心とした民間事業者のほか、学術研究機関、行政機関に至る111者(令和3年7月6日現在)により構成されています。主な活動としては、会員間での共同研究開発活動や、外部講師を招いての交流研修の開催、ドイツ等における海外技術連携調査により得られた成果からの新たなビジネスへの展開や、県の施策形成につなげる要望活動等を行っています。最も主要な活動である共同研究開発活動はテーマ別に4つの委員会で実施されており、今年度の活動計画は次のとおりです。新たな森林経営委員会森林経営管理法施行などに対応すべく、新たな森林経営に向けた取り組みを実施。主な活動…●新たな制度・仕組みを自らの活動に活用するための研修会●効率性を意識しながら現場管理・設計ができる技術者の育成に向けた研修会森林整備・育成委員会造林・保育にかかる負担軽減など、課題解決に向けた取り組みを実施。主な活動…●ドローンでの資材運搬等、スマート林業による負担軽減に向けた検証●獣害対策及びその担い手育成の研修会●早生樹や生分解性ツリーシェルターの検証経営・体質改善研修会の様子ドローンによる資材運搬検証の様子木材生産改善委員会木材生産・路網開設の効率化に向けた取り組みを実施。主な活動…●次世代型林業機械の導入・活用に向けた情報収集・研修会●木材生産現場の生産性・安全性向上のための改善計画の策定と実施をするプロジェクトや会員相互の現場視察研修会木材利用拡大委員会非住宅建築物等への県産材の需要拡大や、新たな製品・用途開発に向けた取り組みを実施。主な活動…●非住宅建築物等への県産材を活用した製品・技術の開発と普及●改質リグニンについての情報収集・視察●木質バイオマスボイラー導入に向けた検討・先進地視察林業用無人化機械開発試作機の実証試験の様子スギ圧縮材を利用した新製品展示の様子当コンソーシアムでは、これらの活動のほか、会員からの提案により様々な活動を行っていきます。詳細や活動報告についてはHP(https://www.forest.ac.jp/company/consortium/)において公開しておりますので、ご興味のある方はご覧いただき、お問合せについては事務局へお願いいたします。【岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム事務局】●詳しい内容を知りたい方はTEL0575ー35ー2535岐阜県立森林文化アカデミー森林技術開発・支援センター産学官連携係まで▲コンソーシアムHP3MORINOTAYORI