ブックタイトル森林のたより 815号 2021年8月

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概要

森林のたより 815号 2021年8月

「住民主体の創意工夫ある森づくり・川づくり活動」シリーズ県では清流の国ぎふ地域活動支援事業(清流の国ぎふ森林・環境税活用事業)により、各種団体等が自ら企画・立案・実行する創意工夫ある森づくりや川づくり活動を支援しています。こうした団体の活動内容について、連載でご紹介します。明宝ジビエ研究会●設立年・平成26年●設立目的・明宝地域の山の幸の食材として獣肉を改めて見直し、明宝の豊かな自然を守り引き継ぐためにも、ジビエに係わる多様な情報共有、発信活動をすることで、明宝地域の将来に向かってより活力ある地域づくりを進めるとともに、明宝地域の獣肉の利活用を目的とする。●主な活動分野・活動内容・解体処理施設ジビエ工房めいほう(平成27設立)を活用した猪や鹿の解体処理や、副産物の利活用など消費のエコサイクルを目指して活動・地元でのふる里教育、山林保全授業、狩猟と生物多様性授業の実施や、里山間伐材整備などのボランティア活動、地域への移住者誘致、将来の地域の担い手の育成などを実施●令和3年度地域活動支援事業名・明宝の森とエコサイクル推進事業●事業内容5月整備が必要な場所を下見し安全講習(久須見城跡山頂)7月里山林整備/整備した木材を搬出10月炭窯整備/搬出した木材を炭用材として加工、ネイチャーキャンプ(森のいろいろな生きものを探る!森林散策と間伐材を使って木工クラフト)●事業目標や事業効果・地域の里山林が整備され山頂の見晴らし、環境の改善が図られる。・地域文化財の保全と昔仕事(炭焼き)の継承・狩猟文化の周知やその文化の継承・間伐材を搬出し、炭焼き体験↓里山で捕獲し衛生的に処理したジビエ肉をその炭で食する等、命の循環と生物多様性、森の保全などエコな消費サイクルを体験してもらい、自分たちのあり方や未来を考えるきっかけづくり。●その10月他9、10、11日には、搬出した間伐材を活用し、炭窯を修繕・火入れ、拾ってきた松ぼっくりなどを使い花炭を作るなどのネイチャーキャンプを予定しています。ぜひご参加ください。川合まちづくりの会●設立年・平成29年●設立目的・川とともに育まれてきた地域の歴史と文化を継承し、世代間が交流し合い絆を深め、人のつながりを大切にする活気あるまちの形成に寄与する。●主な活動分野・活動内容・美濃加茂市川合地域において水辺環境を整備し、川に親しめる場所と機会を提供する。●令和3年度地域活動支援事業名・子どもたちに引き継ぐ川づくり推進事業●事業内容・雑木や竹林の整備及び不法投棄等のゴミを撤去して平場や雑木等を活用した遊び場や水辺に近づける環境を作り、子どもたちに川や水に親しんでもらう親水教育を進める。ボート・カヌー等の水上スポーツに親しむ環境と機会を提供し、スポーツ振興や健康増進を図る。●事業目標や事業効果・地域の木曽川沿いの水辺の整備をし、環境改善を図る。・子どもたちに川や水に親しんでもらう親水教育を進め、自らが水辺環境の保全をする重要性の理解を図る。・地域住民の集いや憩いの場となり健康・福祉の維持増進や親睦及び交流が図られる。●その他・竹林や雑木を伐採し平場を作り活用できるよう進めており子どもも大人も楽しめるカヌー・ボート教室も開催します。・川に親しめる楽しみを共有できる方を募集しています。問い合わせ先明宝ジビエ研究会TEL:0575―87―2020問い合わせ先川合まちづくりの会渡邉(ワタナベ)TEL:090―5031―4933MORINOTAYORI5