ブックタイトル森林のたより 817号 2021年10月

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概要

森林のたより 817号 2021年10月

狩がりと呼びました。川の中流部以降程度の水深が確保出来るようになラに流す行程を大おお川かわ狩がり、または管くだ川の流れが緩やかになり、ある川の本流を使って木材をバラバ▲飛騨川でバラバラに木材を流しているくだがりのず」「管狩之圖▲流されてきた木材を集積する綱場を描いたとめづなはりわたしのず「留綱張渡之圖」材の運搬の風景が描かれています。戸時代後期頃の飛騨川を使った木●綱つな場ば物「木曽式伐木運材図会」では、江中部森林管理局が所蔵する絵巻だ水深が足りません。●飛騨川での運材にならないと、桴いかだを組むのにはま「木曽式伐木運材図会」の世界(後)国有林の現場から60気に木曽川下流を下るのではなく、古屋の白鳥湊まで運ばれます。一して木曽川本流を下り、桑名や名綱場で組まれた桴は飛騨川、そ●桴流しに組まれました。た。木材はここでチェックされ、桴町にあった下しも麻あ生そう綱つな場ばがありまし代表的な飛騨川の綱場には川辺▲大正時代頃の下麻生綱場されないようになっています。らなるしかけで、木材が下流に流れます。留とめ綱づなと呼ばれる太い綱かばれる場所で、木材は一旦集めらる中流部以降に作られた綱つな場ばと呼(中部森林管理局技術普及課)れていますので、是非ご覧下さい。局のホームページに画像が公開さ味を持たれた方は、中部森林管理多く含んでおります。内容にご興とゆかりがあると思われる場面をられている本絵巻ですが、岐阜県「木曽式伐木運材図会」の名で知●本絵巻と岐阜県いかだ▲川辺町付近で撮影された桴場に行われるものでした。台風や大雨を避けるため、主に冬で桴を引き継ぎました。桴流しは犬山などの幾つかの中継ポイントMORINOTAYORI 20