ブックタイトル森林のたより 818号 2021年11月

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概要

森林のたより 818号 2021年11月

通信<休館中にオンライン配信やってみました>ぎふ木遊館は、緊急事態宣言の発令に伴い、8月20日(金)から9月30日(木)まで臨時休館となりましたが、遊具やおもちゃのメンテナンスなど、再開館に向けての準備をしていました。ぎふ木遊館の再開館を楽しみにしている皆さんへ何か発信できることはないかとスタッフで考え、公式インスタグラムでのライブ配信を試みました。木のおもちゃを使ったパフォーマンス、お月見をテーマにした親子遊び、わらべうた産後ダンスなど、お家で楽しんでいただけるコンテンツをフォロワーの皆さんへお届けしました。また、ものづくりプログラムでは、あらかじめ材料を配布し、Zoomを使って双方向でやり取りをしながら進めました。公式インスタグラムでのライブ配信ぎふ木遊館は、木の遊具やおもちゃ、各種プログラムを介して、親子でコミュニケーションを取りながら遊び学ぶ場です。たとえオンラインと言えども、画面の向こう側で親子の楽しいやり取りが繰り広げられるような工夫を考えています。<ギャラリー企画展『関ケ原町展~キセキの木目今須杉~』>お月見をテーマにした折り紙遊び10月1日には約40日ぶりに開館し、臨時休館前と変わらずご利用いただいています。10月1日(金)から10月8日(金)まで関ケ原町との連携によるギャラリー企画展を開催し、短い期間でしたが多くの来館者の皆さんにご覧いただきました。関ケ原町今須は、単木択伐人工林施業で有名な林業地で、節のない緻密な木目が美しい「今須杉」の産地となっています。しかし、手間をかけて丹精込めて育てられる美林も、市場の変化や担い手不足等の課題に直面しています。そこで関ケ原町では「今須杉を後世に残し、地元の誇りとしたい」と立ち上がった製材業、建築関係、農林業に携わる5名による「imasu」プロジェクトチームが発足し、様々な商品の開発や地元の子どもたちへの体験を通じた伝承活動を行っています。今回の展示は、今年3月に惜しまれながら閉校となった旧今須小中学校の中学3年生の社会科でこれまでに製作・販売した商品のほか、今須林業を紹介するジオラマ、今須杉の苗木、今須杉で作ったまげわっぱやパターゴルフゲームなど、様々な視点で今須杉に触れていただける展示となりました。「imasu」プロジェクトのデザインポスター今須林業のジオラマ様々な今須杉商品木を通して地域のアイデンティティを育む関ケ原町の取組は、「ぎふ木育」と共有するビジョンをもっています。県内各地のこうした取組を発信し、多くの方とのつながりをつくることも当館の担う役割の一つです。ぎふ木遊館のご利用予約はWEB予約システムからお願いします。ご利用の30日前から予約可能です。予約方法・注意事項等の詳細については、当館ホームページの「ご利用時のお願い」ページ(右の二次元コード)をご覧ください。1 5 1 5 1 5電話:058-215-1515(ぎふ木遊館へ「行こー!行こー!行こー!」と憶えてください)二次元コードMORINOTAYORI 8