ブックタイトル森林のたより 819号 2021年12月

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森林のたより 819号 2021年12月

中野方小学校みどりの少年団が全国緑の少年団活動発表大会で発表しました10月9日、札幌市の北海道大学で開催された「全国緑の少年団活動発表大会」において、「みどりの奨励賞」に選ばれた恵那市立「中野方小学校みどりの少年団」の山崎絆利(やまざきばんり)さん、柘植暁登(つげあきと)さんが活動発表を行いました。新型コロナウイルスの影響で参加が危ぶまれましたが、無事発表することができました。「中野方小学校みどりの少年団」は、平成2 8年に結成し、5、6年生がみどりの少年団員となり、坂折棚田や広大な森林などの豊かな自然を背景に、棚田での米作り、森の健康診断や木の駅プロジェクトなどの森林・林業体験に加え、バイオリン演奏にも取り組み、地域の人達の協力を得ながら多様な活動を行っています。今回は、「学びたい、先人の思い!守り続けたい、中野方の自然!」をテーマに1年間の活動の様子を元気よく発表しました。地域の人達が長い間守ってきた中野方の農・林業や自然を団員みんなで学習・体験し、ふるさとを誇りに思い、自分たちにできることを見つけ、次に繋げようとする姿に会場からは大きな拍手をいただきました。翌10日の第44回全国育樹祭式典行事の「緑の贈呈」では、北海道の野幌小学校愛林少年団から「木育の玉手箱」が贈られました。活動発表の様子表彰(中央が中野方小学校)「中野方小学校みどりの少年団」の皆様が緑や自然、地中野方小学校みどりの少年団全国育樹祭での緑の贈呈(木育の玉手箱)(後藤校長柘植くん山崎くん)中野方小学校(左)額田中学校(右)域を愛する人へ健やかに成長されることを願っています。【公益社団法人岐阜県緑化推進委員会専務理事黒﨑隆司】生活環境保全林「日本ラインうぬまの森」にある一里塚を知っていますか山林協会通信2生活環境保全林「日本ラインうぬまの森」は、平成4年度に県と各務原市が整備した66haの保健休養の森です。(詳細は山林協会HP〈http://www.g-forestry.or.jp〉のデジタルアーカイブ内の森の楽園シリーズ「日本ラインうぬまの森」をご覧下さい)ここには、旧中山道が通っており、旧中山道で100番目の一里塚「うとう峠一里塚」があります。一里塚は、旅行者の目印に街道の一里(約4 km)毎に設置した土を盛った上に樹木(榎、松等)を植えた塚です。上の写真の石畳部分が旧中山道で、正面の森に入るとすぐに街道左側に下の写真の「うとう峠一里塚」があります。一里塚を示す標柱(江戸時代にはなかったと思いますが)と「市指定史跡旧中山道うとう峠一里塚の歴史が書いてある説明板」がありました。興味のある方は一度現地を訪れて、皇女和宮様も通った旧街道の往時に想いをはせてください。【山林協会瀬上】11 MORINOTAYORI