ブックタイトル森林のたより 820号 2022年1月

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概要

森林のたより 820号 2022年1月

シリーズ『森林・環境税』で“緑豊かな清流の国ぎふづくり”県では、「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用し、県民みんなで豊かな自然環境を守る様々な取組みを行っています。こうした取組みの内容について連載で紹介します。9河川魚道の機能回復事業【事業目的】県では、魚類生息環境の維持・改善を推進するため、魚道(魚類等が堰堤を行き来するための通り道)の整備により、堰堤等を挟んで分断された上下流の水生生物の移動経路を確保し、効果的な資源増殖を促進してきました。本事業では、魚道の状態の把握と適切な維持管理によって、河川の連続性の確保を図り、魚がすみやすい環境の創出を図ります。【事業内容】●県民協働で年1回程度、農業用取水堰堤に設置されている魚道の点検を行い、機能が低下していると判断された魚道内における堆積土砂の除去や改修工事等を行い、魚道の機能回復を行っています。●機能回復を行った魚道において、魚類の遡上調査を実施し、改善効果の検証を行っています。→令和2年の調査では、魚道下流に放流した魚の約32%が24時間以内に魚道上流へ遡上したことを確認し、機能回復の効果を確認しました。機能回復後の魚道(前川(郡上市))遡上状況調査魚道の下流に魚を放流遡上状況調査魚道の上流に遡上した魚を採捕(採捕した魚は再放流)遡上状況調査魚道の上流に遡上した魚を確認【恵みの森づくり推進課】●詳しい内容を知りたい方はTEL058-272-8472恵みの森づくり推進課恵みの森づくり係まで13MORINOTAYORI