ブックタイトル森林のたより 821号 2022年2月

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概要

森林のたより 821号 2022年2月

岐阜県伐木安全技術評価会2021を開催しました●詳しい内容を知りたい方はTEL058―272―8491森林整備課担い手企画係までた。競技の結果は次のとおりです。【新規就業者の部】・優勝:山口祥平[岐阜県森林組合連合会]・二位:福本巧磨[森林文化アカデミー]・三位:佐村隼大[(有)根尾開発]【中堅技術者の部】・優勝:山﨑信吾[(株)岐阜緑地]・二位:谷口隆志[郡上森林組合]・三位:佐々木悠太[飛騨市森林組合]第一線の現場で活躍する森林技術者の皆さんの真剣勝負により大会が大いに盛り上がり技術者同士の交流にも繋がりました。今後もこの評価会を継続していくことで、林業の労働安全に対する意識と技術レベルの向上に繋げていきます。ズレ、丸太を垂直に切る技術を競う競技です。3枝払い競技は、6mの丸太に差し込まれた枝を素早く切り落とすと同時に、枝の切り残しや丸太に傷を付けない正確な作業を競う競技です。また、競技スタッフとして、(一社)岐阜県森林施業協会青年部会員の皆さんや、森林文化アカデミー学生の皆さんの協力をいただき、さらに鳥取県からもJLC審判資格を有する4名の方々を派遣いただくことで、厳正な審査の下で競技が行われまし去る11月20日(土)、美濃市曽代の運動公園「台山ヒロック」において「岐阜県伐木安全技術評価会2021」を開催しました。この評価会は、森林技術者の方々のチェーンソー操作技術の向上と安全作業の再認識を目的としており、昨年度に引き続き2回目の開催となりました。県内の森林組合、林業会社、森林文化アカデミーの学生の中から応募のあった総勢20名の方々により、新規就業者(経験年数3年以下)と中堅技術者(同概ね10年以上)の2部門に分かれて競技を行いました。競技の内容は、日本伐木チャンピオンシップ(以下、「JLC」)の公式ルールに準じて、「1伐倒競技」「2丸太合せ輪切り競技」「3枝払い競技」の3種目を行い、その総合得点で順位を競うものです。競技に先立ち、選手に各種目のポイントを学んでもらうため、今年11月に開催されたJLC鳥取大会優勝者の「今井陽樹(いまいひのき)」さんを講師としてお招きしました。今井さんには、各種目の解説と併せて、日本トップレベルの正確かつ素早い華麗なデモンストレーションをご披露いただき、参加者一同魅了されていました。1伐倒競技は、高さ1mほどのスギ丸太に受け口と追い口を作り、伐倒方向や「つる」の高さと幅の正確性、チェーンソーブレーキの扱いなどの安全動作を競う競技です。2丸太合せ輪切り競技は、7度傾いた2本の丸太を上下から垂直に切り出し、輪切りの厚さ、切り合わせの1伐倒競技2丸太合せ輪切り競技3枝払い競技競技参加者集合写真▲こちらからダイジェスト版の動画がご覧いただけます。MORINOTAYORI13