ブックタイトル森林のたより 822号 2022年3月

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概要

森林のたより 822号 2022年3月

岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアムによる知事への要望活動~「清流の国ぎふ」の源である健全で豊かな森林を次世代につなげる林業・木材関連産業であるために~岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム(以下、コンソーシアム)では、令和3年12月21日(火)に岐阜県庁において、岐阜県知事に対して林業・木材関連産業施策に関する68項目の提案・要望を行いました。当日は、林業関係5団体((公社)岐阜県山林協会・岐阜県森林組合連合会・岐阜県木材協同組合連合会・(一社)岐阜県林業経営者協会・(一社)岐阜県森林施業協会)の会長のほか、岐阜県議会林業活性化促進議員連盟の村下会長がオブザーバーとして出席しました。コンソーシアムの涌井理事長から古田知事へ要望書を手渡し、要望の趣旨説明を行いました。そして、農林水産省の林政審議会の委員である(一社)岐阜県林業経営者協会の中原会長より、国の最新動向を交えた提言の後、(公社)岐阜県山林協会の日置会長から提案・要望項目について一括して内容の説明が行われました。古田知事からは、「来年度の予算編成に向けてしっかり検討させていただく」、「SDGsを一つ一つメンションするような要望書は唯一で先端をいっている」、「林業は地域から世界まで幅広い分野に関連する時代の最先端の産業であり、県としても応援していきたい」などのコメントをいただきました。今後もコンソーシアムでは、「清流の国ぎふ」の源、SDGsの中核を担う産業として、岐阜県の林業・木材関連産業を成長産業とするために鋭意取り組んでいきます。1.森を活かし守る~森林の多面的機能を維持・発揮する保全整備の推進~?山地防災力の強化?森や木と県民をつなげる場の提供?カーボンニュートラルに貢献する森林整備の推進?獣害対策の推進2.森づくりを支える~地域の森林を活かし守り続けるための体制強化と人材育成~?市町村及び地域の森林管理体制強化に向けた支援?担い手の確保・育成?スマート林業の導入推進?労働安全対策の徹底3.森から木を届ける~木質資源の生産効率化と安定供給体制の整備~?木材の生産効率化の推進提案・要望項目?林業・木材産業におけるサプライチェーンの構築?安定供給に向けた製材工場等の体制の整備4.木の利用を広める~木材利用技術の開発促進と木材利用の拡大~?新製品・新技術の開発促進?多分野への木材利用の拡大▲涌井理事長から古田知事へ要望書を手渡しました▲要望を行うコンソーシアム理事長ら(奥)と知事および林政部幹部職員(手前)提案・要望内容の詳細についてはコンソーシアムHPにおいて公開しております。URL(https://www.forest.ac.jp/company/consortium/)または二次元コードより確認いただけます。▲コンソーシアムHP【岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム事務局】(岐阜県立森林文化アカデミー森林技術開発・支援センター産学官連携係)●詳しい内容を知りたい方はTEL0575ー35ー2535森林技術開発・支援センターまで3MORINOTAYORI