ブックタイトル森林のたより 822号 2022年3月

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概要

森林のたより 822号 2022年3月

通信<「移動型ぎふ木遊館」があなたのまちへ>県では、多くの皆さんが身近に「ぎふ木育」を体験することのできる拠点として、岐阜県内各地の児童館、図書館、子育て支援センター等の地域に開放された施設に、ぎふの木のおもちゃと家具等を常設で備えた「ぎふ木育ひろば」を101箇所(令和2年度末時点)認定しています。ぎふ木遊館では、「ぎふ木育」を県内各地に拡げていくための1つの取組みとして、各地の「ぎふ木育ひろば」と連携し、今年度から「移動型ぎふ木遊館」を実施しています。今年度は11箇所に訪問する予定です。「移動型ぎふ木遊館」では、ぎふ木遊館で人気の木のおもちゃ、特注で作った木のおもちゃなどを車に詰め込んで、ぎふ木遊館のスタッフが伺います。また、施設によっては、木育プログラムを体験していただくことができます。事前に施設の職員と打ち合わせて、どんな場を作るのか、どんな体験をしてもらうのかを一緒に考えて準備します。持っていくセットの一例提供する木育プログラムの一例子どもたちや保護者の反応を紹介します。いつも遊んでいるお部屋にあれれ?見たこともないおもちゃが!!抱っこから降りると一目散におもちゃへと駆け寄っていく子ども達を見てお母さん達もにっこり。そのお母さん達もめずらしい木のおもちゃに触れながら会話が弾んでいました。ヒノキのマラカスづくりに参加したご家族は、木目を意識しながら紙やすりをかけます。少し磨いただけでガサガサしていた角がスベスベになると、お子さんの手を当てて「すべすべになったね。」と微笑む姿がありました。磨くのがちょっと難しい小さなお子さんはマラカスの中味入れの担当です。小さな手でお豆やお米を大事そうに入れたら、自分だけのマラカスの完成です。入れるものによって異なるマラカスの音をお隣の人と比べたりして、楽しい時間を過ごしました。こうした機会が、「ぎふ木育ひろば」の施設運営者にとって、普段ある遊具や木のおもちゃを使ってどのような体験の場をつくれるのか考えるヒントにもなり、ひいては県内各地で「いつでも」「だれでも」ぎふ木育を体験する機会の拡大につながっていくことを期待しています。MORINOTAYORI 8