ブックタイトル森林のたより 823号 2022年4月

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概要

森林のたより 823号 2022年4月

期待される。マート化の推進がスピードアップされることがタ収集にも活用できるとするならば、さらにスではなく、吸収量の正確な把握に資するデーインフラ等、木材生産だけに利活用するばかりデータを、ただ単に木材成長や林道などの生産備されつつあり、そうしたドローンが収集する欲的である。ドローンなど新たな観測体制も準また、県においてはスマート林業の導入に意合化も図れることになろう。とが出来、併せて県内の木材生産の流れとの整スし公表するならば市場の信用を勝ち取るこ収効果の検証をきめ細やかにデューデリジェン済価値として問うことが出来る。しかもその吸に加え、新たな吸収源としての効果を市場に経ではなかろうか。さすればこれまでの木材生産べき仕組みを県独自に検討する価値があるの「ローカル森林吸収量クレジット」とでもいうして刺激する。であるとするならば、岐阜県版あるとするならば、林家の経営意欲を当然に期までの間、経済的対価が生まれる可能性がなる。撫育に漸く成功し出荷が可能となる時摯な取り組みは当然にして支出先行型経営と「伐って・植えて・育てる」という森林への真あろう。しかし、法正林や恒続林であっても、レジットに託し供給側として参加する道筋も上そすのる策。の一つとして岐阜県の山林をJ-ク探り、民有林の経営意欲を強化する方策が浮とが出来、経済価値化の可能性(存在効用)をすれば吸収源としての機能強化にも資するこ(利用効用)のみならず、健全な人工林を保育と量目を標含をめ定てめ▲てい22・る。3%(2021そこで、立木年の経7月済現価在値)2013年度比で2030年度には森林吸収と1, 459万t-CO2に減じるとされ、t-CO2であり、森林吸収量を反映するガス排出量は速報値で総排出量1, 591万2018年現在、岐阜県における温室効果岐阜県の公式ホームページによれば、期待してやまない。できるよう、そのための検討が深化することをや新たなプラットホームの創設が、早急に実現ら経済価値化され得るクレジット市場の充実のみならず存在効用が吸収源という切り口か必然とする森林経営体が、健全な森林の利用構造と、長期にわたる時間軸の中で先行投資をその努力に相対した経済価値が生まれる市場ライドを持って森林、林業に取り組み、しかも学校の長でもある。それ故に、若者が自信とプ傍らで、論者は、森林環境教育を専門とするいるのではなかろうか。今日の森林経営の危機的状況を如実に示して姿勢が全国を見渡しても見当たらない現状が、到来があっても、千載一遇とばかりに取り組むざるを得ない。今回のウッドショックの突然の献機能の経済価値の顕在化に深い関心を寄せ象を見るにつけ、森林が潜在的に有する環境貢林家によって構成されている山村社会の崩壊現者の将来不安や、それ以上に先が見えぬ小規模元の矜持とばかりに熱心に取り組む山林事業どの不健全な経営実態に喘ぐ現状。それでも山慈雨があっても、経済性に起因した施業放棄な論者としては、森林環境譲与税という干天のめ検討していると聞く。べきなのかという方向について様々な知見を集ンタリークレジットを公益団体と協働し創設すでいかに寄与できるのか。或いは県独自のボラジットの一翼、それも岐阜県ならではの発展形森林吸収源としての潜在力に着目し、J-クレ幸い、県林政部においても、今現在、県土の場創世の可能性すら予感される。ば、県内金融機関をも含めたかなりの規模の市きめ細やかな吸収源クレジットの仕組みがあれ業にとり、県内の信用力があり、簡便でしかもESG経営や金融に圧力を受けつつある中小企充しつつある。こうした県内企業、とりわけ幸い県内では多くの企業が生産拠点を拡「岐阜県野生動物管理推進センター」が活動をスタートします!平成24年度に岐阜大学応用生物科学部に設置した「寄附研究部門」の成果を踏まえ、野生動物による被害対策を加速・強化し、地域課題の解決と豊かな地域社会の創出に貢献することを目的に、岐阜県と岐阜大学が共同で「岐阜県野生動物管理推進センター」を設置し、令和4年4月から活動をスタートします。主な業務取り組みの一部を紹介します。●広域カメラモニタリング調査・県内100箇所に仕掛けた自動撮影カメラで野生動物の生息状況調査を行います。●市町村の被害対策の技術指導・野生動物のGPS調査等、現場指導を行います。●人材育成及び教育・講座や研修会を行い、鳥獣関係行政職員、捕獲従事者等のスキルアップを支援します。●特定課題・ライチョウを守るためのシカ対策等、特定課題の解決を目指します。自動撮影カメラで撮影された二ホンジカライトセンサス調査中に撮影されたニホンカモシカ御嶽山のライチョウ●詳しい内容を知りたい方はTEL 058-272-1111(代)環境生活政策課生物多様性係まで5MORINOTAYORI