ブックタイトル森林のたより 824号 2022年5月

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概要

森林のたより 824号 2022年5月

た」、「全国の事例を聞くことができ、スマート林業推進係まで初めてであり、とても刺激を受け森林文化アカデミーの機械化に特化したシンポジウムはTEL0575ー35ー2535●詳しい内容を知りたい方は参加者の意見は「造林・育林作業した。ただき、活発な意見交換が行われま重県、遠くは山口県からもご参加いを依頼していた機関で、愛知県や三化技術開発を行う上で情報提供なども森林文化アカデミーが林業用無人岐阜県が発表を行いました。いずれム(福岡県の機械開発メーカー)、造林・育林作業の機械化シンポジウムの動画はこちらからご覧いただけます。▼山梨県、長野県、大分県、キャニコ例の紹介と意見交換会で、林野庁、https://youtu.be/a9CcoPOmJ-M内容は国及び先進県による取組事◆動画のアドレスした。で取組が始まっています。日化にに森特林化文し化たアシカンデポミジーウでム開を催し12月ま7い。造林・育林作業の機械化は全国で、お時間のあるときにご覧くださ全国で初めて造林・育林作業の機械次リンクも貼り付けてありますの緯があり、岐阜県は先進県として、が、聞きたい発表に飛べるように目作業の機械化・無人化)を行った経合計すると約2時間の動画です業用無人化技術の開発(造林・育林ルに掲載しました。その点で岐阜県は令和2年度に林アカデミーのユーチューブチャンネあります。表動画のみになりますが、森林文化るためには、機械化を進める必要がネットでの公開を望む声が多く、発災害の発生防止、作業の効率化を図シンポジウムの内容は他県からもわれており、労働強度の軽減や労働甲斐があった」など好評価でした。造林・育林作業の多くは人力で行勉強になった」、「遠くから参加した造林・育林作業の機械化シンポジウムスマート林業通信23読者の方からの質問に答えます山林協会通信3森林のたよりの読者の方から次のような質問がありました【質問】若い頃から、「つぎ木」、「さし木」を趣味としており、木曽五木の「さわら」、「ねずこ」、「あすなろ」などは良くできますが「こうやまき」はどうしてもうまくできません。教えてください。県立森林文化アカデミーの川尻秀樹さんに聞いたところ下記のような回答がありました。【回答】コウヤマキはアカマツなどと同様に、挿し木の発根率が非常に困難な樹種で、発根率が3%とか数パーセントであるのが一般的です。コウヤマキの挿し木は、1発根促進剤を使うこと、2挿し穂を赤挿とする、33月か梅雨時に挿し穂を採ること、4寒冷紗で遮光するのが基本です。発根促進剤はホームセンターで、商品名オキシベロンとかルチエースを購入して下さい。これはほとんどの植物に利用できます。また赤挿しとは、緑枝挿しに対する表現で、当年生の青々した部分ではなく、2年生の樹皮が少し茶褐色になった部分から発根させるものです。3月なら赤挿し部分を採取すればいいですが、新芽が伸長し始める4月~6月はせず、梅雨時に赤挿し部分の挿し穂を採ります。なお挿し床は鹿沼土など、栄養分のない無菌化されたものを利用し、遮光率50%程度の寒冷紗で日覆をして下さい。コウヤマキは環境が良ければ発根することなく、10か月ほど青々としていることも多いので、むやみに挿し穂を触らないようにし、適正な灌水を心掛けてください。今後も、読者の方から質問があれば、できるだけ対応したいと考えています。ご質問のある方は、下記までご連絡ください。なお、勝手なお願いですが、質問内容が把握できるように、メール、FAX、葉書、手紙でお問い合わせくださるようお願いいたします。問合せ先:(公社)岐阜県山林協会〒500-8356岐阜市六条江東2丁目5番6号TEL058-273-7666FAX058-273-3933E-mail sanrinag@quartz.ocn.ne.jp【山林協会瀬上】MORINOTAYORI 18