ブックタイトル森林のたより 824号 2022年5月

ページ
22/22

このページは 森林のたより 824号 2022年5月 の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

森林のたより 824号 2022年5月

市況木材市況県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所回数樹種共販所名第1789回岐阜共販所4月5日第1371回飛騨共販所4月6日第1703回東濃共販所4月7日すぎひのきすぎひのきひめこくりすぎひのきまつ単位:円(1m3当たり)長さ径平均値高値備考3m4m6m3m4m6m3m4m3m4m6m4m5m4m3m4m3m4m6m4m16~18cm16~18cm20~22cm24~28cm30cm以上16~18cm16~18cm20cm以上16~22cm24~28cm30cm以上16~18cm16~22cm24~28cm30cm以上16~18cm20~22cm24~28cm30cm以上16~20cm24~28cm30cm以上30cm以上24cm以上16~22cm24~28cm30cm以上元16~22cm24~28cm30cm以上元13cm以下24~28cm30cm以上元18~22cm22~28cm梁30cm以上元17,00016,00017,80017,50015,800-30,50026,00029,50023,40023,000-17,00017,00016,00030,70029,00023,50023,20036,00013,00014,00018,00015,00017,00017,00014,50030,50023,00027,00010,00023,50027,00036,0008,00010,000----33,000---------19,300---36,600--21,000-47,200-18,00018,00042,00037,00036,000--45,000---単価は直材価格、但し平均値は並材二番玉価格木材市場【商況】各需要先の素材入手難を見越し、前回同様活発な入札となった。スギ4m元木中目、尺上良材は応札多数で強気、40cm上についても強含み。スギ並材3m・4mとも需要高、価格は強保合。3m(16~22cm)直造材が有利。スギラミナ向け3m・4m材は需要高。4m材は素材不足から強保合。ヒノキ柱材、土台向け継続して弱保合。直造材が有利。4m中目(24~28cm)についても弱保合。ヒノキ2.2m元木(26cm上)、直小曲、需要あり。合板向けはスギ、ヒノキ継続して需要高。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足感が強く需要高。(岐阜)合板向けが依然として強含み。スギ製材向け柱取り、中目材も高止まりしている。ヒノキは保合、良材については応札旺盛。カラマツ・マツ引き合いが強い。ヒメコ・マツは伐採シーズンが終わり出材減少。広葉樹は出材量も多く並材良材ともに応札旺盛。特にクリ、ナラ2m・4m(30cm上)応札旺盛。(飛騨)全般的に、ヒノキ・スギ、並材は、応札旺盛にて保合。ヒノキ高齢材及び枝打材などには上向き気配にて強気。ヒノキ柱・土台の構造材については弱含みだが今後の動向に留意。ヒノキ3m・4mの30cm上は、需要があり価格は強含保合。ヒノキ2m(30cm上)は、良材は引合いがあり強含み。スギ材は売りやすく大径材は売れ行き堅調も単価は保合。合板向けはヒノキ・スギ継続して需要高。(東濃)製品卸売標準価格(3月期)樹種スギヒノキW集ウッ成ド材外材市況(3月期)樹種米松用途柱間柱土台柱柱寸法(mm)等級m 3当り長巾高価格3000 105 1051等300040003000600030003000130,000(5,733)規格価格樹種規格価格S Sタイプ10530105 105上1等120 1201等3000 120 120特等120 120上1等105 105国産5層120 120国産5層コースト(目荒)432弱(東濃桧)特等※日刊木材新聞調べ(名古屋標準相場全てKD材)米栂米ひば(本(枚)単価)ヘム(アラスカ産)ポール(単位:円)前月比較100,000(3,308)→100,000(945)→1m3当り(価格単価:10 0円)396378日刊木材新聞調べ名古屋標準相場(径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場)熱利用450→120,000(5,184)→180,000(15,552)→167,000(5,500)→163,000(7,000)→木材用語一口メモ木質バイオマスのエネルギー利用効率は発電で40%程度まで、熱は90%以上と高率になる。熱需要は一般家庭や店舗、病院等では暖房、給湯等がある。産業用は重油や石油等の代替燃料として熱需要があり、木材・建材業界では木材乾燥用の蒸気として製造副産物(製材端材等)が利用されている。(参考)日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 22