ブックタイトル森林のたより 825号 2022年6月

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概要

森林のたより 825号 2022年6月

●詳しい内容を知りたい方はTEL0577ー33ー1111内線(491)飛騨農林事務所まで▲熱のこもった指導飛騨高山森林組合蔵満講師▲VRチェンソー体験中、生徒には伐倒木が見えてます!▲ハーベスタの操作に悪戦苦闘中たVRチェンソー(仮想現実の中で伐倒体験ができる装置)を活用して、生徒に伐倒体験をしてもらいました。生徒からは、「もっとやりたい」、「実際に伐倒してみたい」といった感想がありました。?ハーベスタシミュレータ体験林業の現場で導入が進んでいる高性能林業機械。その中で、ハーベスタの操作体験ができるハーベスタシミュレータ(こちらも県で導入)を使って伐倒・玉切り体験をしてもらいました。1人当たりの体験時間が10分程度であったためボタンの多いハーベスタの操作は難しいといった感想がありました。今回の研修を通して、森林技術者が安全に留意して作業していることや、高い技術力を持っていることを理解してもらえました。少しでも林業の現場の雰囲気を感じてもらえ、林業への就業を考えてもらえれば幸いです。そのためには、現状の労働災害の発生状況では厳しい面もありますので、今後も引き続き安全面の向上を図るよう事業体を指導する必要があると感じました。最後に皆さんは、林業の現場を見たことがありますか?本誌をご愛読の皆さんは、もちろん見たことがあると思いますが、世間一般では、見たことのある人のほうが少ないというのが実情かと思います。そのため、高校や大学の進学、就職先の選択で候補に挙がりにくい現状があります。親御さんの中には「斧や大きなのこぎりで木を倒している」といったイメージを持っている方もおられるようです。今後も林業の仕事を若い世代に知っていただく取り組みを通じて、森林技術者の確保に努めたいと思います。ホウの操作体験をしていますが、今回は、土場に積んである丸太をグラップルを使って移動させる体験を、森林作業道の開設などで活躍されている飛騨高山森林組合の蔵満雅義さんを講師に体験してもらいました。講師から、「みんなセンスが良く1日練習すれば現場に出て働いてもらえるくらいだ」との言葉に生徒もまんざらではないようでした。?VRチェンソー体験今回の研修では実際にチェンソーを使っての立木伐倒体験が実施できないので、岐阜県で導入しMORINOTAYORI15