ブックタイトル森林のたより 826号 2022年7月

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概要

森林のたより 826号 2022年7月

市況木材市況県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所回数樹種共販所名第1794回岐阜共販所6月14日第1377回飛騨共販所6月8日第1709回東濃共販所6月9日すぎひのきすぎひのきひめこくりすぎひのきまつ単位:円(1m3当たり)長さ径平均値高値備考3m4m6m3m4m6m3m4m3m4m6m4m5m4m3m4m3m4m6m4m16~18cm16~18cm20~22cm24~28cm30cm以上16~18cm16~18cm20cm以上16~22cm24~28cm30cm以上16~18cm16~22cm24~28cm30cm以上16~18cm20~22cm24~28cm30cm以上16~20cm24~28cm30cm以上30cm以上24cm以上16~22cm24~28cm30cm以上元16~22cm24~28cm30cm以上元13cm以下24~28cm30cm以上元18~22cm22~28cm梁30cm以上元17,20016,00017,70017,30015,800-29,70026,00028,70023,50023,200-17,00017,00016,00030,70029,00023,50023,20036,00013,00014,00018,00015,00017,00017,00014,50029,50022,50027,00010,00023,50027,00036,000-10,000----21,600-----55,000---25,600---48,000----------46,000--63,000---単価は直材価格、但し平均値は並材二番玉価格木材市場【商況】全体的に、スギ、ヒノキ並材は、応札旺盛。スギ4m元木中目、尺上良材は、価格保合。40cm上元木も強含み。スギ並材3m・4m併せて需要高、価格は保合。スギラミナ向け3m・4m材は保合であるが引き合いは強い。ヒノキ柱材、土台向けの4mは継続して弱含みであるが価格は保合。合板向けはスギ、ヒノキ継続して需要高。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足感が強く需要高。(岐阜)製材用丸太は荷傷みが敬遠される時期になり、先安観も出てきたが、合板丸太は引き合いが強く全体の相場を引き上げている。なかでもカラマツの引き合いが強い。梅雨シーズンに入ると、原木の材質の悪化、センコウムシなど害虫発生時期ですので、速やかな出材をお願いします。(飛騨)スギ、ヒノキ高齢級良材は、伐り旬も終わり需要は一服。人工乾燥機を備えた大型工場、合板工場等は引き続き引き合いは強い。ヒノキ柱、土台向けは、4mにやや弱含み感はあるものの価格は保合。ヒノキ中目材は、需要先在庫も潤沢で虫害懸念も相まって様子見。弱含みで価格推移。スギ3m柱取り丸太は、出材量も少なく継続して強含み。スギ4m中目尺上構造材向けも、安定した需要に支えられ強含み保合で推移。スギ4m元木良材は、価格保合で推移したが樹皮がはがれたものは売りづらい。(東濃)製品卸売標準価格(5月期)樹種スギヒノキW集ウッ成ド材外材市況(5月期)樹種米松用途柱間柱土台柱柱寸法(mm)等級m 3当り長巾高価格3000 105 1051等30004000600030003000175,000(15,120)規格価格樹種規格価格S Sタイプ105301等105 105上1等3000 120 120特等120 120上1等105 105国産5層120 120国産5層コースト(目荒)468前後※日刊木材新聞調べ(名古屋標準相場全てKD材)米栂米ひば(本(枚)単価)ヘム(アラスカ産)ポール(単位:円)前月比較100,000(3,308)→100,000(945)→130,000(5,733)→120,000(5,184)→1m3当り(価格単価:10 0円)432378日刊木材新聞調べ名古屋標準相場(径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場)石(こく)486→167,000(5,500)→163,000(7,000)→これってなあに?~木材用語~尺貫法に基づく体積の検量単位。1石=10尺×1尺×1尺(3.03メートル×30.3センチ×30.3センチ)=0.278m3。1m3は約3.6石。丸太等の検量方法は素材のJASに基づく方法が一般的だが、米材丸太等で末口最長径と最短径の平均の二乗に長さを掛ける平石検量方法もある。(参考)日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 22