ブックタイトル森林のたより 826号 2022年7月

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概要

森林のたより 826号 2022年7月

通信ぎふ木遊館のギャラリーでは、県内各地の「ぎふ木育」の取組や、その背景となる自然を紹介するギャラリー企画展を開催しています。<郡上市展>会期:4/22~5/19郡上市では、新生児に市内産の木のおもちゃのカタログギフトをプレゼントする事業を実施しており、その対象のおもちゃを展示して、来館者に触れてもらいました。カタログには、郡上市内のおもちゃ製造事業者の写真や想い、実際に使用したお母さんのレビューなどが掲載されており、木の温かみとともに、人の温かみも感じられる取組です。また、市の重要無形文化財に指定されている「郡上本染」の展示(協力:郡上本染渡辺染物店)により「ジャパンブルー」と評される藍色が館内を彩りました。木育ひろばの天井には、郡上の冬の風物詩吉田川での寒ざらしで色鮮やかに仕立てられた郡上本染のこいのぼりが設置され、来館する子どもたちの端午の節句をお祝いしました。<美濃加茂市里山千年構想企画展>会期:5/21~6/10美濃加茂市では、「里山千年構想」を掲げ、里山の整備、整備後の里山空間の活用、資源としての活用につながる様々な取組を実施することで、将来にわたり持続可能な里山づくりを目指しています。その取組で生まれたアベマキを使った多種多様な製品(おもちゃ、ボールペン、置き時計、カトラリー、学童机、スツール、アベマキ染めTシャツなど)を展示するとともに、取組の背景や過程を収めた映像作品をモニターで流しました。また、5月21日は、企画展に関連して、美濃加茂の里山の木を使った3つの木育プログラム「ナイフを使ってキノコを作ろう」「木工旋盤でつくる、里山の一輪挿し」「木のオリジナルブレンドコーヒーを作ろう」を開催しました。子どもから大人まで、幅広い世代に興味をもってもらう切り口で企画されたプログラムは、参加者の満足度も高く、里山の木の魅力と可能性を感じてもらう機会になったと思います。MORINOTAYORI 8