ブックタイトル森林のたより 827号 2022年8月

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概要

森林のたより 827号 2022年8月

類の挿し床(鹿沼土(図1.で採取した材料を用いて、2?)、固化培2種易(穂木を培土から抜き取らなくても根元押さえが不要)と発根の確認が容の鹿沼土より、挿し付け作業(穂木の2.挿し木の検証と実用化また、固化培土の挿し床では、通常?)を確認しきるようになりましたて、挿し木材料に適する(図10本30cm 1)程。度以採上取伸で長る穂木発根率まし70%たに。達すること(図3した当年生の充実枝を発根率が挿し木の実用レベルといわれその結果、固化培土の挿し床では穂木3年が経過した2021年7月に初め土(図2?)に挿し木を行いました。す。2018年6月に植栽し、植栽後枝から組織培養により増殖したものでの地で接ぎ木苗に利用されていた株の現地圃場へ植栽した苗は、かつてこ1.挿し木材料採取用母樹(a)挿し木材料採取用母樹生産できないかと考えました。することで、高原山椒の優良苗を現地場へ植栽し、挿し木材料採取用母樹にこで、組織培養で育成した苗を現地圃騨温泉郷)での苗生産が困難です。そ30cm以上伸長した当年生の充実枝を採取が必要なことから、現地(高山市奥飛した。しかし、この方法では専用施設きる組織培養による苗育成を紹介しまからクローン苗をつくり出すことがでが困難になった株からも、少量の材料は、樹勢が低下して挿し木材料の採取(b)挿し木材料(荒穂)図1母樹から採取した挿し木材料(2021年7月14日)本誌791号(2019年8月)で岐阜県森林研究所●茂木靖和|高原山椒優良苗育成の実用化|一億円産業への再成長を目指して32022年度には、30cm以上伸長し3.今後の予定と考えられました。を挿し床に用いることが、適している本図技術3?の)実と用い化っにた当利た点っをて享、受固で化き培ます土。で移植できるので根が乾燥しにくい、の穂木のストレスが少ない(培土つき確認可能、図3?)で、育苗へ移行時(a)鹿沼土(b)固化培土図2挿し床に鹿沼土または固化培土を用いた挿し木(2021年7月16日)●T詳EしLい内0容5を7知り5ーた3い方は3ー25森8林5研究所までの再成長に貢献したいと考えています。一億円といわれたこの地域の山椒栽培術を開発することで、かつて販売額の確認とさらに得苗率の高い挿し木技後の育苗の結果から、本技術の再現性材料の採取時期を変えた挿し木とその今後は、挿し床を固化培土に固定し、りました。利用可能な株が複数みられるようにな挿し木材料採取用母た当年生の充実枝が樹と50本し以て上本に格達的にし、鹿沼土固化培土(a)各挿し床における発根の様子(b)結果図3挿し床に鹿沼土または固化培土を用いた挿し木の結果(2021年8月30日)13MORINOTAYORI