ブックタイトル森林のたより 828号 2022年9月

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概要

森林のたより 828号 2022年9月

里山の整備に興味のある方はいませんか山林協会通信6現在、里山は生活様式の変化等様々な理由から放置されたため、藪状態になったり、竹が侵入するなどにより人々が入れなくなり、その結果鳥獣害被害の元凶となるなど、健全な里山への整備が必要になっています。国(林野庁)では、こういった荒廃した里山の整備を支援するため森林・山村多面的機能発揮対策交付金制度(以下「交付金制度」)を平成25年度から実施しています。岐阜県でも、県、市町村がこの制度の事業主体となる岐阜県森林・山村多面的機能発揮対策協議会(以下「協議会」)を設立し、県内の活動団体に支援を行っています。(R4.7現在27団体:下表参照)なお、交付金の詳細は、岐阜県山林協会HP(g-forestry.or.jp→里山整備支援室→森林・山村多面的機能発揮対策交付金制度の概要)をご覧ください。写真は、活動事例です。間伐等の里山の整備をするだけでなく、間伐した材をシイタケ原木や薪に利用、間伐材の対価として地域通貨「里山券」の発行、自主財源確保のためのマイタケづくり、地元の中学生を対象として木製プランターづくり等ユニークな活動を行っています。協議会では、こういった活動に興味を持たれた方が活動団体から里山整備の話を聞ける場として、来年1月2 7日(金)に美濃市にある岐阜県立森林文化アカデミーで「関係人口創出・維持に関するセミナー(仮称)」(マッチングイベント)を開催します。12月ごろ詳細をお知らせします。興味のある方はぜひご参加ください。NPO法人ぎふし森守クラブ:間伐・シイタケ原木づくり【山林協会瀬上】木の駅上石津実行委員会:間伐材搬出・地域通貨の里山券付知町優良材生産研究会:マイタケづくり・中学生対象木製プランターづくり森林・山村多面的機能発揮対策交付金制度を活用して里山整備をしている県内団体(R4.7現在)活動団体名活動する里山のある市町村活動団体名活動する里山のある市町村NPO法人ぎふし森守クラブ岐阜市付知町優良材生産研究会中津川市三輪の里山を守る会岐阜市旧19区山林割山組合中津川市NPO法人竹林救援隊各務原市スローライフ山の会中津川市里山整備団体ロム本巣市苗木城城山渓谷保存会中津川市船来山古墳群ボランティア本巣市中切区里山環境整備活動組織下呂市柿野洞里山を守る会山県市里山保全会下呂市みやまもり活動組織山県市ふるさとの森再生の会よのさ下呂市木の駅上石津実行委員会大垣市小坂里山改善委員会下呂市山いきさの会郡上市二本木生産森林組合高山市半布里の郷富加町高山南の森保全の会高山市たきろ里山クラブ多治見市森守クラブ合同会社まつぼっくり高山市NPO法人奥矢作森林塾恵那市上宝蓑谷天空の森保存会高山市杣組飯沼生産森林組合恵那市中津川市NPO法人活エネルギーアカデミー木の駅プロジェクト高山市MORINOTAYORI 12