ブックタイトル森林のたより 828号 2022年9月

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概要

森林のたより 828号 2022年9月

国有林の現場から71鳥獣保護及び狩猟に関する講習会を開催しました行うことができます。岐阜森林管理署管内においても職員捕獲を実施していることから、この講習会の実施は必須のものとなっています。鳥獣被害防止は、被害が顕著に現れる前からの対応が重要であることから、今年度の講習会は、7月12日に下呂市農村活性化施設「きこりセン岐阜森林管理署管内におけるニホンジカの生息状況は増加傾向にあり、今後の森林被害の拡大が懸念されています。岐阜森林管理署では、森林に甚大な被害を及ぼす鳥獣被害対策を進めるため、鳥獣の保護や狩猟についての知識の向上を図るとともに、獣害対策に専門的な知識を有する職員を育成するため、「鳥獣保護及び狩猟に関する講習会」を開催しています。野生鳥獣を捕獲するためには狩猟免許が必要ですが、森林管理署等の国有林野関係職員は、国有林事業職員研修規定に定める鳥獣保護及び狩猟に関する研修を過去3年以内に履修した者であれば、狩猟免許がなくても国有林内で有害鳥獣捕獲(農林水産業や生態系への被害防止のための予防的な捕獲及び鳥獣による生活環境、農林水産業若しくは生態系に係る被害の防止を図るための捕獲等)をの設置についても体験しました。11月には、森林技術・支援センターと共同でニホンジカ食害防除対策検討会の開催を計画しており、七宗国有林内に設置している「獣害対策展示エリア」の視察などを予定しています。今後もニホンジカの食害などの森林被害を防止するため、地域と連携した獣害対策に取り組んで行きたいと考えています。(岐阜森林管理署)ター」多目的ホールにおいて開催し、森林管理署の職員等34名が参加し研修を履修しました。午前の部では、岐阜県環境生活部環境生活課の職員を講師に迎え「鳥獣保護管理に係る関連法令」について講習を行いました。午後の部では、岐阜森林管理署職員が、くくり罠の設置等について、資料を使って説明した後、狩猟免許を持ったベテラン職員によるくくりわな実技講習を行いました。くくり罠の種類や設置方法、保定具を使った捕獲後の保定のやり方などの説明を行い、参加者が実際に罠▲講習の様子▲実技講習の様子(保定具の使用)▲実技講習の様子(くくり罠の設置)MORINOTAYORI 16