ブックタイトル森林のたより 828号 2022年9月

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概要

森林のたより 828号 2022年9月

「第46回東海地区みどりの少年団サマージャンボリー」8月4日に「第46回東海地区みどりの少年団(隊)サマージャンボリー」を愛知県豊田市の「愛知県緑化センター」で3年ぶりに開催しました。岐阜県からは、海津市みどりの少年団17名、北方小学校みどりの少年団14名の団員が参加しました。今回は、コロナの影響もあり、日帰りの行程とし、参加する団員も全体で70名程度に絞った上で、全体を2班に分けて、午前と午後交互に「自然観察ラリー」と「間伐材のフォトフレーム作り」を楽しみました。自然観察ラリーでは、小雨模様のため、屋内の樹木や草むらの中に隠されたいきものを見つける「いきものみっけ」や木の枝や葉を水に浸して人間の動きなどと調和する「水のある風景」作りを楽しみました。フォトフレーム作りでは、ヒノキの間伐材をベースに、写真の周りに木の実や枝などを工夫しながら貼りつけて、世界で一つのフォトフレームを作り上げました。日帰りのため短い時間でしたが、みどりの少年団のみんなは、すぐに仲良くなり、団員同士の絆と交流も深まって、夏休みの良い思い出になったと思います。次回は、三重県での開催を予定していますので、多くのみどりの少年団の皆さんの参加を期待しています。どこにいるかな?いきものみっけみどりの少年団勢ぞろい集合写真【公益社団法人岐阜県緑化推進委員会専務理事黒﨑隆司】を開催しました涼しい風景を作ってみよう水のある風景作り工夫して貼り付けようフォトフレーム作りうまくできたねフォトフレームができました森の楽園生活環境保全林の紹介「せせらぎ街道四季の郷」岐阜県には、治山事業で整備した生活環境保全林が32箇所あります。生活環境保全林とは、市街地の周辺に位置する保安林のうち、山地災害の防止等と併せて自然環境の保全・形成を目的として整備された森林で、治山施設の設置や花木の植栽等が行われ、保健休養や自然観察の場として、多くの県民の方々に利用されています。より快適に楽しんでいただくため、生活環境保全林を管理する市町村により、施設の増強や老朽化した箇所の改修などが取り組まれており、県では補助制度(集落環境保全整備事業)を設け、これを支援しています。今回ご紹介する「せせらぎ街道四季の郷」は、郡上市から国道472号を経て高山市へと通じる通称「せせらぎ街道」沿いにあり、区域内には散策道が整備されていて自然観察・森林浴・トレッキング等を楽しむことができます。長引くコロナ禍で中止されていた、清見町まちづくり協議会による「おおくら滝トレッキング」も今年復活し、少し明るい兆しが見えてきたこの頃です。会場となる大倉滝には、人が顔を寄せ合っているように見える岩がありますので、お出かけの際にはぜひ探してみてください。大倉滝人が顔を寄せ合っているように見える岩【森林保全課後藤謙宜】●詳しい内容を知りたい方はTEL058-272-8526森林保全課まで3MORINOTAYORI