ブックタイトル森林のたより 829号 2022年10月

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概要

森林のたより 829号 2022年10月

木の香るぎふの施設115中濃森林組合事務所木造化美濃市長瀬427番8施設の経緯中濃森林組合は平成16年に関市と美濃市、旧武儀郡の5組合が合併して発足し、組合員数は約4,000人、約42,000haの森林を管理しています。旧事務所は、美濃市泉町の建物の一部を市から借りて設置していましたが、建物が老朽化し移転が必要になりました。そこで、森林組合らしく県産材を活用した事務所を建てたいと考え、令和4年2月下旬に美濃市長瀬に移転しました。施設全景施設概要玄関ホール事業年度事業主体構造延床面積施設用途令和3年度中濃森林組合木造平屋建て238.49m2中濃森林組合事務所木材使用量使用樹種全体事業費67.6926m3(うち県産材66.7711m3)スギ、ヒノキ他63,800千円助成額20,281千円(県産材需要拡大施設等整備事業)信州型接着重ね梁設計者有限会社河合建築設計事務所施工業者工期株式会社西村工建令和3年8月~令和4年2月事務室ここに注目!!県産材使用率約98%の木造平屋建てです。正面は、スギ材の外壁、事務室は、八寸角のヒノキ柱、ヒノキ合板の天井、クリ材のフローリングと木材がふんだんに使われ、室内に入ると木の香りがします。また、「信州型接着重ね梁」を活用することで、柱の少ない広い空間を確保しています。利用者の様子森林組合の職員や役員、来訪される組合員が木のぬくもりが感じられるなど木の良さを再認識し、柱の少ない空間等を快適に利用されています。会議室■問い合わせ先中濃森林組合TEL0575-35-301011 MORINOTAYORI