ブックタイトル森林のたより 829号 2022年10月

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概要

森林のたより 829号 2022年10月

通信ぎふ木遊館は、令和2年のオープンから2年が経過し、これまで延べ6万人ほど(令和4年8月末現在)にご利用いただいています。いつもたくさんの子どもたちが、大型木製遊具や木のおもちゃでのびのびと遊んでいます。その様子を見ていると、子どもたちが「ねぇねぇ見て見て!」と、積み木で作った想像力あふれる作品や、自分がやってみて「楽しい!」と思ったことを教えてくれます。木育ひろばの入口には、そんな子どもたちの姿を写真に撮らせてもらって掲示しています。先日、ここに写っているある女の子が、木工室での木育プログラム「木のコースターをつくろう」に参加してくれました。4種類の樹種の違いを五感で感じながら好きな木を選び、焼きペンでオリジナルのコースターをつくることを体験し、「木で作るのが好き。大切に使うよ。」と言ってくれました。「楽しい」「好き」を通じて、自分でつくること、ものを大事にする心が芽生え、木育のステップを着実に歩んでいるなと感じる嬉しい出来事でした。来館者全体の約半数は、初めての来館者です。オープン当初からコロナ禍でしたので、大々的な広告などは出していませんが、おかげ様で利用者のSNSや地域情報誌などで取り上げていただき、「子どもが生まれたら来たいと思っていて、やっと来れました」「保育園の遠足で来て、お父さんと行きたいと言っていたので」と言った声をいただき、年を重ねるごとに新たな子どもたちとその保護者がここを訪れてくれています。?一方で、オープンから2年間で年間パスポート(平日限定)のご利用者は、1,400名近くとなり、頻繁に遊びに来てくれるご家族も多くみられます。当たり前のことですが、2年前に抱っこひもに入ってやってきた赤ちゃんが、ハイハイするようになり、今は元気に走り回って遊んでいます。我々スタッフは、ぎふ木遊館での子どもたちの成長を保護者のみなさんと一緒に見守り、一緒に喜んでいます。?自分で作ったコースター、大切に使うよ!成長すれば、過ごす場所や遊び方もどんどん変わっていきますが、どこでどんな遊びをしても木(自然)に触れられる環境がぎふ木遊館にはあります。初めて来た子も、いつも来てくれる子も、いつ何度来ても楽しんでもらえるよう、今後もハード・ソフト両面で工夫を凝らしながら運営していきたいと思います。ぎふ木遊館の新しい友だち!MORINOTAYORI 8