ブックタイトル森林のたより 830号 2022年11月

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概要

森林のたより 830号 2022年11月

林業3団体による林野庁、県選出国会議員への提案・要望活動を行いました山林協会通信7(公社)岐阜県山林協会、岐阜県森林組合連合会、岐阜県木材協同組合連合会は、毎年夏と冬の2回、林野庁及び県選出国会議員に対する「森林・林業・木材産業活性化推進に関する提案・要望活動」を行っています。令和2年度、3年度と2年続けて、新型コロナウィルス対策の関係から「提案・要望書の郵送による提案・要望活動」を行ってきましたが、今年度は、久々に対面による提案・要望を、8月1日(月)に、瀬上(公社)岐阜県山林協会副会長、荻巣岐阜県木材協同組合連合会副会長の2名が、織田(おりた)林野庁長官、前田林政部長、小坂森林整備部長等林野庁幹部と面談し、提案・要望書を手渡し、岐阜県の森林・林業・木材産業の現状を説明すると共に、令和5年度予算に対する提案・要望を行いました。写真左から荻巣、織田長官、瀬上写真左から大野参議院議員、瀬上、荻巣林野庁に続き、県選出国会議員に対する提案・要望活動のため、衆議院議員会館、参議院議員会館を訪問しました。折よく、大野参議院議員がお見えになり(皆さんお忙しい方ばかりで、中々お会いして直接説明する機会はありません。右上の写真は貴重な機会でした)提案・要望書を手渡し、岐阜県の森林・林業・木材産業の現状と課題、支援策等について説明を行うとともに、岐阜県への重点的な予算配分への支援をお願いしました。提案・要望内容は下表のとおりです。I令和5年度当初予算の確保及び本県への重点配分について1脱炭素社会の実現に向けた森林吸収源対策に必要な予算2脱炭素社会の実現に向けた木質バイオマス燃料における木材利用拡大に必要な予算3林業・木材産業の成長産業化に資するDXの推進に必要な予算4林業及び木材・木製品製造業の人材の育成・確保の着実な推進に必要な予算5山地災害の早期復旧及び減災・防災、国土強靱化の推進に必要な予算6林道事業の着実な推進に必要な予算7効率的なサプライチェーンの構築支援助成事業及び森林認証材の需要拡大並びにJAS構造材利用拡大に向けた必要な予算Ⅱ制度の運用等について1脱炭素社会の実現に向けた建築物における木材利用拡大2「森林サービス産業」創出・推進と山村地域の振興支援の拡充3ウッドショック等急激な木材需給の変化に対応する安定供給体制の強化4特用林産物の振興5地域材を活用した新たな製品・工法等の研究・開発に関する支援の強化・拡充【山林協会瀬上繁隆】MORINOTAYORI 10