ブックタイトル森林のたより 830号 2022年11月

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概要

森林のたより 830号 2022年11月

地域の人恵那地域の新人紹介林杏実菜さん側島優希さん側島さん加子母森林組合●詳しい内容を知りたい方はTEL0573ー26ー1111(内線305)恵那農林事務所林業課森林整備係まではやしそばじまゆきあみな林さん今回は、中津川市の北部に位置する「加子母森林組合」に今年4月入社したフレッシュな二名を紹介します。お二人とも岐阜県内の農林高校卒業後に岐阜県森林文化アカデミー(以下アカデミー)エンジニア科に入学し、今年3月まで森林・林業の知識・技術を学ばれていました。加子母森林組合に就職したきっかけは、アカデミー在学中の就職企業説明会でした。加子母森林組合から説明に来られた職員の人柄に惹かれ、その後インターンシップを体験し、職場の雰囲気の良さと仕事内容が自分達に合っていたため加子母森林組合を就職先として選択し現在に至っています。林さんのプロフィール?実家は山を所有しており、曾祖父は電柱用の木材の仕入れ販売を行っていました。アカデミー卒業後には、少しずつですが、将来の林を想像しながら所有林の手入れを始めています。?資格取得が好きで、大型特殊、危険物、車両系建設機械、フォークリフト等の資格を持っています。〇現在の仕事内容?森林計画課に所属し、調査・測量・補助金事務・キャンプ場運営等を行っています。〇今後の抱負?先ずは一通りの仕事を覚えることを頑張っています。将来は、加子母の高密路網を生かした利益の出る森林管理を提案出来るよう頑張りたいと思います。また、資格を増やすための勉強を頑張りたいと思います。側島さんのプロフィール?実家は林業に無縁でしたが、自然が好きで農林高校に入りました。中学1年生の時に担任の先生が農林高校、森林科学科のオープンキャンパスを紹介してくれたおかげで今が有ります。〇現在の仕事内容?加工課に所属し、加子母産ヒノキを加工した学校教材キットや販売品等の製作を行っています。〇今後の抱負?先ずは製品作りに慣れることを頑張っています。川上から川下までの木材の流れをもっと勉強したいと思っています。?グリーンセイバー(樹木・環境ネットワーク協会が主催し、植物や生態系に関する知識を体系的に身につけた人材を育成する試験)やフォークリフトの資格を取得したいと考えています。細川組合長から二人への言葉?守破離(しゅはり:武道の言葉で、教えを学び、その型を破り、己のスタイルを確立すること)の考えで仕事をして欲しい。?自分の給料は、自分で稼ぐこと。(若い発想でアイデアを出し、事業化していき、職員全員が営業マンである自覚をもつ)お二人へ、有難く温かいお言葉を頂きました。取材を終えてお二人ともまだ二十歳で、就職して半年も経っていないのに、落ち着きがあり加子母森林組合にしっかりと溶け込み仕事をされていました。二人とも「わな免許」を取得されており今年の猟解禁日に向けて現在復習中だそうです。明るいお二人が、今後、加子母森林組合の主軸となり活躍する姿が楽しみです。MORINOTAYORI 14