ブックタイトル森林のたより　831号　2022年12月

概要

森林のたより　831号　2022年12月

市況木材市況県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所回数樹種共販所名第1805回岐阜共販所11月1日第1392回飛騨共販所11月2日第1724回東濃共販所第10回ぎふ優良材展11月10日すぎひのきすぎひのきひめこくりすぎひのきまつ単位：円（1m3当たり）長さ径平均値高値気配3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ5ｍ4ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ16～18cm16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～18cm20cm以上16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～20cm24～28cm30cm以上30cm以上24cm以上16～22cm24～28cm30cm以上元16～22cm24～28cm30cm以上元13cm以下24～28cm30cm以上元18～22cm22～28cm梁30cm以上元17,20015,70016,70016,50015,600－23,30020,70022,60019,90019,700－17,00016,00015,00023,30022,00019,90019,700－12,00013,000－15,00017,20016,50014,50022,50019,500－－－－25,900－－－－－63,800－－－28,300－－－－－－20,500－－－－90,500－－25,000 106,90010,00019,000－－25,000 160,00033,000－11,000→→→→※単価は直材価格､但し平均値は並材二番玉価格。気配は、前回市との比較。－－－→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→木材市場記念市（第10回ぎふ優良材展）を東濃林産物共販所で開催。県内森林組合・森林管理署より優良材が集まり、活発な入札。【商況】ヒノキは全体的に需要が緩み価格は弱含みが続いているが、ヒノキ３・４ｍ元木尺上良材は引き合いは強い。スギは全体的に安定した需要に支えられ保合。スギ4ｍ元木中目、尺上良材は、活発な応札がみられ引き合いは強い。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足感が強く需要高。（岐阜）ヒノキ、スギは前回市とほぼ横ばいとなっているが、スギ社木等良材の引き合いは強い。また、伐り旬が始まったヒメコマツは特に引き合いが強かった。広葉樹の用材、薪材ともに引き合いは強く、特にホウ、クリ、ナラが強い。高値マクルミ2.2m×42cm＠48,800円ナラ2.1m×48cm＠48,200円クリ2m×38cm＠34,700円（飛騨）スギ・ヒノキ全般に新材の大径良材に高値がつき、県内外からの引き合い多数。強気、強保合での展開。ヒノキ元木4m×44ｃｍ@160,000円、スギ元木4m×62cm@90,500円等高値多数。ヒノキ3ｍ構造材は、引き合いは多いが価格は保合。4ｍ土台取りは弱保合。スギ4ｍ中目尺上元木良材、選木は、活発な応札がみられ強保合。今後、冬期に向け同様の気配。3、4ｍ構造材向けは、旺盛な需要に支えられ保合での展開となった。他の高値ヒノキ元木5m×48cm@150,600円、コウヤマキ元木5m×42cm@250,000円、モミ元木4m×50cm@43,200円他（東濃）製品卸売標準価格（10月期）樹種スギヒノキＷ集ウッ成ド材用途柱間柱土台柱柱外材市況（10月期）140,000（4,600）125,000（5,400）樹種規格価格前月比較米松米栂米ひば寸法（mm）長巾高30003000300010530※日刊木材新聞調べ（名古屋標準相場全てKD材）SSタイプコースト（目荒）ヘム（アラスカ産）ポール等級3000 105 105１等１等4000 105 105特等3000 120 120特等6000 120 120特等105 105国産５層120 120国産５層（本（枚）単価）単位：円前月比較90,000（2,977）→100,000（945）→110,000（4,851）→100,000（4,320）→170,000（14,688）→→→単位：10 0円（1m3当たり）日刊木材新聞調べ名古屋標準相場（径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場）システム販売m 3当り価格522522468これってなあに？～木材用語～国有林材の安定供給システム販売事業の略称。国有林材の販売方法の一つで、森林管理局長の公告に対し事業者が国産材需要拡大への提案、希望数量・価格などを応募して協定（契約）を結び、計画的な供給が行われる制度。事業者にとっては丸太確保の見通しが立てやすくなる利点があるので増加傾向にある。近年は、民間の原木流通業者（市場など）と需要者（メーカーなど）による契約販売についてもシステム販売と呼ばれる場合がある。－→→→－（参考）日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 20