ブックタイトル森林のたより　832号　2023年1月

概要

森林のたより　832号　2023年1月

市況木材市況回数樹種共販所名第1808回岐阜共販所12月6日第1395回飛騨共販所広葉樹祭り12月7日第1727回東濃共販所12月8日すぎひのきすぎひのきひめこくりすぎひのきまつ県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所単位：円（1m3当たり）長さ径平均値高値気配3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ5ｍ4ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ16～18cm16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～18cm20cm以上16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～20cm24～28cm30cm以上30cm以上24cm以上16～22cm24～28cm30cm以上元16～22cm24～28cm30cm以上元13cm以下24～28cm30cm以上元18～22cm22～28cm梁30cm以上元17,20015,70016,70016,50015,600－23,30020,70022,60019,90019,700－17,00016,00015,00023,30022,00019,900－－－－24,000－－23,100－－43,800－－－40,000－－－19,700 300,00030,00012,00013,000－－－15,000－15,000 154,00017,00016,50015,00022,50019,80025,00010,00019,00025,00031,500－11,000－－32,000※単価は直材価格､但し平均値は並材二番玉価格。気配は、前回市との比較。－－－－－－－－－→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→木材市場令和4年度広葉樹祭りを飛騨林産物共販所で盛大に開催。【商況】ヒノキは全体的に需要が緩み価格は弱含み。スギは全体的に安定した需要に支えられ保合。スギ4m元木中目、尺上良材は、活発な応札がみられ引き合いは強い。スギラミナ向け3m・4m材は保合であるが引き合いは強い。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足感が強く需要高。（岐阜）ヒノキは優良大径木材に高値がつき、県内外からの引き合いが多数で強気の展開。高値は、ヒノキ元木6m×56cm@450,000円、4m×60cm@300,000円、2m×56cm@200,000円。広葉樹も終始引き合いが強い展開で高値は、ナラ1.8m×80cm@310,000円、2.1m×64cm@231,000円、7m×64cm@229,000円、ブナ2.2m×50cm@41,300円、ミズメ3.4m×38cm@65,000円、サクラ1.4m×60cm@123,000円、4.2m×32cm@119,900円、クリ4.0m×46cm@154,000円、クワ2.2m×42cm@60,000円、カエデ2.2m×48cm@81,000円、ニッキ4.0m×44cm@32,700円（飛騨）ヒノキ元木良材は応札多数強保合、特に4m尺上40cm以上には入札集中。3m柱向け（14cm～24cm）は、継続して引き合い多数で強保合。4m中目は、製品流通の鈍化から売りづらさは継続。土台取りは当用買に終始しているが、良質材には活発な反応あり。スギ4m中目尺上元木良材は、品薄感も相まって前回同様、強保合。4m構造材向けは、今後の本格的な積雪をにらみ需要旺盛、強保合での展開。3m柱向けも同様に、市中からの要請は強い。（東濃）製品卸売標準価格（11月期）樹種スギヒノキＷ集ウッ成ド材用途柱間柱土台柱柱外材市況（11月期）90,000（851）165,000（14,256）131,000（4,300）樹種規格価格前月比較米松米栂米ひば寸法（mm）長巾高30003000300010530※日刊木材新聞調べ（名古屋標準相場全てKD材）SSタイプコースト（目荒）ヘム（アラスカ産）ポール等級3000 105 105１等１等4000 105 105特等3000 120 120特等6000 120 120特等105 105国産５層120 120国産５層（本（枚）単価）単位：円前月比較90,000（2,977）→単位：10 0円（1m3当たり）日刊木材新聞調べ名古屋標準相場（径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場）森林認証m 3当り価格→110,000（4,851）→100,000（4,320）→→→125,000（5,400）→522522468これってなあに？～木材用語～環境ラベリング制度の一つ。適切に管理された森林から産出した木材を認証することで、森林の保護や持続可能な森林経営の支援や実現を目的とする。独立した第三者機関が、一定の基準を基に認定する。国際的な認証にFSCとPEFCがあり、日本には独自の認証としてSGECなどがある。森林認証制度は、適切に管理された森林に対する認証（森林認証/FM認証）と、加工・流通の認証（COC認証）の２つの認証で構成される。－→→→－（参考）日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 18