ブックタイトル森林のたより 832号 2023年1月

ページ
7/18

このページは 森林のたより 832号 2023年1月 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

森林のたより 832号 2023年1月

プログラム紹介!!岐阜県立森林文化アカデミー内にある森林総合教育センター(morinos)で実施しているプログラムについてご紹介します!<清水建設(株)と森林文化アカデミーとの連携による企業研修(森林空間活用型企業研修)>morinosでは、森に親しむ入口となる様々なプログラムを開催しています。今回ご紹介するのは、清水建設株式会社さんと森林文化アカデミーとの連携協定に基づいて実施している森の中で行う企業研修プログラムです。この森林体験を通した企業研修は今年で3年目になりますが、今年は下記の4つをねらいとしました。?建設業の根幹である"協働すること"の楽しさを知る(再確認する)?チームにおける自己開示および他者理解の必要性を体感する?チームにおける自分の性格(行動特性)を知る?新入社員同士の横の繋がりを形成する午前中は、イントロダクションとして自分の安心する「コンフォートゾーン」や馴染みがない環境での学びやチャレンジをする「ストレッチゾーン」、落ち着いてはいられない「パニックゾーン」について紹介し、この研修中はチャレンジを意識してみてほしいと伝えます。自分の自然とのかかわり(自分史)について仲間に共有したり、身体を仲間に完全に預けるトラストフォールなどのプログラムを通して、チームとしてつながることや他人を頼り、頼られる感覚を体験していきます。イントロダクションでの説明自然との関わりとともに自分史を共有トラストフォールやりたくない人は「やらない」という選択をすることも重要な意思表示午後は「森の素材で『森とつながる』はだしのトレイルづくり」を通してチームとしての共同作業を互いの意見や思いを尊重しながら進めていきます。ただし、各グループ内には「話すことができない」「目が見えない」という個性を持ったメンバーがそれぞれいるという設定です。すべてのメンバーがトレイルづくりに「参加」できるよう話し合い、作業を進める必要があります。チーム全員で状況や計画を共有アイマスクをしての作業完成したトレイルをはだしで歩くグループごとに、今日の体験と「自己開示」「他者理解」をキーワードに「気づき」や「感じたこと」を一言で表現し、仲間に紹介してもらい、全体のふりかえりで互いの気づきや学びを共有しました。morinosが大切にしている森林での体験からの気づきと学びが、企業研修においてもできることを実感しました。こうしたプログラムはmorinosのHPで開催をお知らせしています。多くの皆様のご参加をお待ちしております。興味を持ってくださった方は、morinosのホームページ、動画YouTubeをご覧ください。ホームページhttps://morinos.net開所時間10:00~16:00YouTube検索「morinosチャンネル」定休日毎週火・水曜日morinosHPYouTube「morinosチャンネル」7 MORINOTAYORI