ブックタイトル森林のたより 833号 2023年2月

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概要

森林のたより 833号 2023年2月

通信ぎふ木遊館のギャラリーでは、岐阜県内の市町村の「ぎふ木育」の取組み、木のおもちゃ作家などを紹介するギャラリー企画展を開催しています。今回は恵那市の協力により12月1日(木)から12月26日(月)まで「恵那市の木工作家による木工作品展」を開催しました。出展いただいたのは、恵那市内で木製品や木工芸品などの製造販売等を行っている企業(※)7社で、古くから林業が盛んな恵那市ならではの木の特性を活かした木製品が多く展示され、恵那市産の木を使った木のおもちゃから、ろくろ製品、建具などの伝統工芸品まで様々な作品が紹介されました。来館された方はみなさん足を止め、素敵な木製品やすばらしい技術と伝統の技が詰まった作品に驚きを隠せない様子でした。【(※)出展者(50音順)】●アド・ループ(恵那市大井町)●京屋家具(恵那市岩村町)●小林ロクロ工芸(恵那市東野)●嵯峨乃や(恵那市武並町)●所建具店(恵那市東野)●はせ工房(恵那市笠置町)●マサチロ雑貨店(恵那市岩村町)木の色鉛筆やコマなどのおもちゃお盆やお椀などのろくろ製品組子建具の技術を活かした製品今回の企画展に併せ12月3日(土)に恵那市森林環境教育推進協議会(通称:えーな木育クラブ)の皆さんを講師にお迎えし、木育ワークショップ「木の枝を使った笛づくり&マイ箸づくり」を開催し、6組のご家族に参加いただきました。参加された方からは「木を削るたびに木の良い香りがしてとても癒された。」「どうしたらよい笛の音を鳴らせるか自分で考えながらつくることができたのでとても楽しかった。」「自分だけのオリジナルのマイ箸なので長く大切に使いたい。」などの意見が寄せられ、皆さん満足された様子でした。講師のみなさんも、木育活動を通して地域の自然環境を理解し、木に愛着を持ってもらえたらうれしいと話されていました。木の枝を使った笛づくりマイ箸づくり【恵那市森林環境教育推進協議会(通称:えーな木育クラブ)】恵那市の森林環境教育(木育)に関する活動(事業)を行うことにより、市民が地域の自然環境を理解し、愛着を持ってもらうことを目的に令和3年5月に設立。林業従事者や木工作家、NPO代表、森林インストラクター、元保育士、教員、子育て中の保護者等30人余が参加。MORINOTAYORI 10