ブックタイトル森林のたより 833号 2023年2月

ページ
20/20

このページは 森林のたより 833号 2023年2月 の電子ブックに掲載されている20ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

森林のたより 833号 2023年2月

市況木材市況回数樹種共販所名第1811回岐阜共販所初市1月10日第1398回飛騨共販所初市1月11日第1730回東濃共販所初市1月12日すぎひのきすぎひのきひめこくりすぎひのきまつ県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所単位:円(1m3当たり)長さ径平均値高値気配3m4m6m3m4m6m3m4m3m4m6m4m5m4m3m4m3m4m6m4m16~18cm16~18cm20~22cm24~28cm30cm以上16~18cm16~18cm20cm以上16~22cm24~28cm30cm以上16~18cm16~22cm24~28cm30cm以上16~18cm20~22cm24~28cm30cm以上16~20cm24~28cm30cm以上30cm以上24cm以上16~22cm24~28cm30cm以上元16~22cm24~28cm30cm以上元13cm以下24~28cm30cm以上元18~22cm22~28cm梁30cm以上元17,20015,70016,70016,50015,600-23,30020,70022,60019,90019,700-17,00016,00015,00023,30022,00019,90019,70030,00014,00015,000-15,00017,00016,50015,00022,50019,80025,00010,00019,00025,00031,500-11,000----25,000-----43,000-------50,000-18,00028,500----20,00037,00037,000--36,00039,000※単価は直材価格、但し平均値は並材二番玉価格。気配は、前回市との比較。---→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→木材市場【商況】応札は積雪を見据えた在庫確保のため、全体的に活発。スギ4m元木中目、尺上良材は、品薄感も見られ活発な応札にて引き合いは強い。スギは全体的に安定した需要に支えられ強保合。スギラミナ向け3m・4m材は保合であるが引き合いは強い。ヒノキ元木、尺上良材3m・4mは活発な応札にて引き合いは強い。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足感が強く需要高。(岐阜)スギ、ヒノキは全体的に横ばいで保合。ヒメコマツは買気旺盛で特に4m30cm以上は引き合いが強い。広葉樹は出材量が多く並材良材ともに応札旺盛で、特にサクラ、マクルミに人気が集まった。高値マクルミ4m×36cm@74,000円、イチイ1.8m×30cm@190,000円(飛騨)ヒノキ元木良材は応札多数強保合、特に3・4m尺上、40cm以上良材は入札集中。3m柱向け(14cm~24cm)は堅調な引き合いが続き、保合。4m中目は、売りづらさは継続しつつも、小幅高の展開。スギ4m中目尺上元木良材は県内寒冷地域の降雪による品薄感も相まって、継続して入札多数、強保合。4m構造材向けも強保合での展開。同様に3m柱向けも市中からの要請は強い。(東濃)製品卸売標準価格(12月期)樹種スギヒノキW集ウッ成ド材用途柱間柱土台柱柱外材市況(12月期)100,000(4,410)90,000(3,888)121,000(4,000)121,000(5,200)樹種規格価格前月比較米松米栂米ひば寸法(mm)長巾高30003000300010530※日刊木材新聞調べ(名古屋標準相場全てKD材)SSタイプコースト(目荒)ヘム(アラスカ産)ポール等級3000 105 1051等1等4000 105 105特等3000 120 120特等6000 120 120特等105 105国産5層120 120国産5層(本(枚)単価)単位:円前月比較90,000(2,977)→90,000(851)→→→165,000(14,256)→→→単位:10 0円(1m3当たり)日刊木材新聞調べ名古屋標準相場(径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場)平角m 3当り価格522511468これってなあに?~木材用語~木造軸組住宅のうち、梁・桁、胴差しといった横架構造部分に使用される断面が長方形に製材されたもの。かつてはアカ松やクロ松といった国産松が主だったが、大径材がなくなったため米松が大半を占める。現在は、構造用集成材や構造用LVLも増えており、また、現し工法の普及から、国産杉KD平角の使用も徐々に増えている。-→→→-(参考)日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 20