ブックタイトル森林のたより 833号 2023年2月

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概要

森林のたより 833号 2023年2月

●詳しい内容を知りたい方はTEL058ー272ー8491森林経営課担い手企画係まで林業・木材製造業の労働災害撲滅を目指して次に講演2として、一般社団法人林業技能教育研究所の飛田所長から「林業労働安全における社内外教育」についてご講演をいただきました。当協議会は、県・市町村の行政機関、林材業関係団体、林材業事業体など132者が会員となり、さらに岐阜労働局労働基準部健康安全課、岐阜森林管理署、飛騨森林管理署、東濃森林管理署をアドバイザーとして構成します。今後、災害発生時の情報や再発防止策等、協議会内で情報共有を進めていきます。また、会員同士で連携・協働して労働安全衛生対策に取り組み、林材業労働災害撲滅に向けた活動を一層推進していきます。去る12月22日(木)、岐阜県図書館多目的ホールにおいて、「岐阜県林業・木材製造業(以下「林材業」)労働災害撲滅推進協議会を開催しました。この協議会は、林材業の労働安全対策に取り組む、行政機関、林材業関係団体、林材業事業体の官民一体となった協議会組織を新たに設立すべく開催し、関係者約80人が出席しました。林材業の労働災害については、発生頻度が他業種に比べて極めて高く、死傷災害年千人率(労働者千人あたり1年間に発生する死傷者数の割合を示すもの)でみると、令和3年は林業が最も高く全産業平均と比較し約9倍、木材・木製品(木材製造業)が約5倍となっています。また、中でも岐阜県は、令和3年の死傷災害発生件数が、林業は全国で8番目に多い43件、木材製造業は全国で2番目に多い55件となっています。業界全体で労働安全対策を推進すべく、この度次のとおり協議会組織が発足しました。【協議会】協議会の始めに主催者である高井県林政部長から、「森林技術者数は減少しており、担い手の確保・定着のためには安全・安心な職場環境の整防止・撲滅に向けた取組を推進してほしい」等、今後の活動への後押しとなるご祝辞をいただきました。【記念講演】協議会終了後には、林業労働安全に関する講演(研修)を行いました。講演1として、一般社団法人日本アレルギー学会専門医である古井秀彦先生から「林業現場における蜂毒アレルギー対策」についてご講演いただきました。備は不可欠である。関係者で一致団結して労働安全対策を進めていきたい」とあいさつを述べました。その後、事務局(県)から出席者に対し、協議会の設立趣旨の説明、また、協議会規約(案)及び令和4年度活動計画(案)を諮りました。原案のとおり承認いただき正式に協議会組織が発足しました。会長に就任した高井県林政部長が改めてあいさつをし、「この協議会設立を皮切りに林材業の労働災害撲滅の実現に向け活動に取り組んでいく」と力強い言葉を述べました。また、協議会の最後には来賓の方々から「協議会が林材業の労働安全の核となり、官民一体となった労働災害【事務局からの説明】【来賓あいさつ】<広瀬岐阜県議会農林委員長>【講演1】【講演2】MORINOTAYORI 4