ブックタイトル森林のたより 833号 2023年2月

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概要

森林のたより 833号 2023年2月

令和4年度岐阜県地域森林監理士の活動状況について岐阜県では、地域が主体となった100年先を見据えた森林づくりに取り組んでいます。この取組みを推進するため、県では地域における森林の管理及び経営に必要な専門的知識を有し、市町村に対する林務行政の支援や林業事業体等に対する民有林経営の助言等を行う「岐阜県地域森林監理士」を養成・認定しています。これまでに27名が認定されており、岐阜県地域森林監理士による令和4年度の主な活動内容は次のとおりです。市町村や林業事業体の皆様からの様々なご要望にお応えすることができますので、是非岐阜県地域森林監理士をご活用ください。活動先岐阜県市町村民間事業体等活動内容森林経営管理制度に関する市町村林務担当職員研修、森林施業プランナー育成研修の企画・運営、講師など森林経営管理制度関係業務(対象森林の抽出、意向調査、森林所有者の探索等)、森林GIS等の活用、森林整備のための協議会等の運営支援、森林環境譲与税の活用提案、市町村森林整備計画関係業務、市町村有林の管理など森林経営計画の策定・実行監理、伐採・造林の指導・助言、路網整備の指導など今後も市町村等の要望に応えられるよう、引き続き岐阜県地域森林監理士を養成・認定していきます。●詳しい内容を知りたい方はTEL058?272?1111内線(4347)森林活用推進課森林吸収源対策室森林吸収源対策係まで相談室」の相談員として、現地診断や助す。樹木に関する相談窓口である「緑の【林政課政策企画係】までに173名の方を県が認定していまに判断・治療できる専門技術者で、これさまも是非ご活用ください。等の知識を有し、樹木の病気等を総合的の相談にも無料で応じていますので、皆グリーンドクターは、植物の生理、生態「緑の相談室」では、一般の方からの庭木ンドクター)」に協力をお願いしました。アドバイスで大変お世話になりました。が必要なため、「岐阜県緑の博士(グリー今回、グリーンドクターには専門的な土壌調査にあたっては、専門的な知識詳細は後編でまたお伝えします。植栽工事は2月に計画していますので、2本のイチイ(左側が枯死)壌改良資材を施工することとしました。策として透水性や通気性を向上させる土り、土を入れ替えたうえで、根腐れ防止これらのことから、大きめの植穴を掘調査を行うことにしました。植栽する必要があると考え、まずは土壌いては、出来る限り対策をとったうえで壌など改善を行うことが出来る条件につど厳しい環境となります。このため、土グリーンドクターによる土壌調査冷地の樹木であり、東京は夏場の高温なれたということになります。イチイは寒えたもので、植栽してから3年で再び枯実は、このイチイは令和元年度に植え替ず、不透水層がことから、植え替えることにしました。性の試験では、ある15分こ以とが降わほかとりんまどし減た水。せおり、参議院側の1本が枯れてしまったれくらい水位が下がるかを確認する透水参議院側に2本の合計4本が植えられて掘った穴に水を貯め経過時間とともにどま岐す阜。県の木「イチイ」は衆議院側に2本、で太く成長していませんでした。さらに、まっすぐ伸びた主根からの側根はわずか寄贈開設され80周た年都を道記府念県しのて木、れに前庭がありますが、昭和が植47都栽道さ府45年れ県にてか議いら会侵入することが困その結果、深さ難な30cmほをど超土える壌とが根固茎く、がPHとEC(電気伝導度)を確認しました。国会構内には、衆議院と参議院それぞり、1根の状況、2土壌硬度、3透水性、4が植栽されていることをご存じですか?現地では、枯れたイチイ周辺の土を掘皆さんは、国会議事堂に都道府県の木言等で活躍されています。国会議事堂への県木「イチイ」植栽(前編)MORINOTAYORI 6