ブックタイトル森林のたより　835号　2023年4月

概要

森林のたより　835号　2023年4月

市況木材市場木材市況県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所回数樹種共販所名第1817回岐阜共販所3月14日第1404回飛騨共販所3月8日第1736回東濃共販所3月9日すぎひのきすぎひのきひめこくりすぎひのきまつ単位：円（1m3当たり）長さ径平均値高値気配3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ5ｍ4ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ16～18cm16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～18cm20cm以上16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～20cm24～28cm30cm以上30cm以上24cm以上16～22cm24～28cm30cm以上元16～22cm24～28cm30cm以上元13cm以下24～28cm30cm以上元18～22cm22～28cm梁30cm以上元→→→→→→→→→→→→16,70015,40016,20016,20015,300－23,10020,70022,20019,90019,700－17,00016,00015,00023,30022,00019,900－－－－30,700－－30,000－－34,000－－－－－－－19,700 350,00030,00015,00015,000－15,00016,50015,80015,00022,00019,80025,00010,00019,00025,00031,500－11,000－－33,300－29,400－－28,000－－50,000－－70,000※単価は直材価格､但し平均値は並材二番玉価格。気配は、前回市との比較。－－－→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→【商況】スギは全体的に軟化気配のなか横ばいを堅持したが、弱含みの気配。スギ4ｍ元木、尺上良材は応札多数。スギラミナ向け3ｍ・4ｍ材は保合であるが、弱含みの気配。ヒノキ元木、尺上良材3m・4ｍ役物取りは引き合いが強い。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足感が強く需要高。高値はスギ5m×54cm@49,200円、スギ4m×54cm@30,700円（岐阜）ヒノキは尺以上の大径木に高値がつき、県内外からの引き合いが多数で強気の展開。ヒメコマツは応札旺盛で特に4m×30cm以上に人気が集まった。広葉樹はどの樹種も引き合いが強く特に大径木は人気がある。高値はヒノキ4m×62cm@350,000円、ヒノキ4m×58cm@150,000円、ヒメコ4m×58cm@33,300円、クリ2.1m×36cm＠42,300円、ナラ2m×34cm@46,000円、ホウ2m×40cm＠31,000円、サクラ2m×32cm＠38,100円（飛騨）寒切り材も最終盤となり、優良材には手当て集まり活気のある入札となったが、全般的には製品市況の軟化を背景に、様子見の展開となった。ヒノキ元木良材2m・3m・4m尺上、40cm上役物は引き合いが強く、強保合。3ｍ柱向け（14cm～24cm）は相場を堅持したが弱含み基調。4ｍ中目は、売りづらさもあり弱保合での展開となったが、役物向けの価格は安定している。スギ4m中目尺上元木良材は保合で推移。3m・4ｍ構造材向けは軟化気配であるが、相場を維持し保合。合板向けは、製品荷動きが鈍く弱基調、特にヒノキ、カラマツについては原木受け入れ調整等さらに注視が必要。（東濃）製品卸売標準価格（2月期）樹種スギヒノキＷ集ウッ成ド材用途柱間柱土台柱柱外材市況（2月期）85,000（2,811）85,000（803）65,000（2,867）85,000（3,672）115,000（3,800）116,000（5,000）樹種規格価格前月比較米松米栂米ひば寸法（mm）長巾高30003000300010530※日刊木材新聞調べ（名古屋標準相場全てKD材）SSタイプコースト（目荒）ヘム（アラスカ産）ポール等級3000 105 105１等１等4000 105 105特等3000 120 120特等6000 120 120特等105 105国産５層120 120国産５層（本（枚）単価）単位：円→→→→前月比較165,000（14,256）→→→単位：10 0円（1m3当たり）日刊木材新聞調べ名古屋標準相場（径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場）にほんのうりんきかくm 3当り価格486489468これってなあに？～木材用語～日本農林規格（JAS）Japanese Agricultural Standard（JAS）。「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律（JAS法）」に基づいて、農林物資の1品質の改善、2生産の合理化、3取引の単純公正化及び4使用又は消費の合理化を図るため、農林水産大臣が制定した日本農林規格による検査に合格した製品にJASマークをつけることを認める「JAS規格制度」と、一般消費者の選択に資するために内閣総理大臣が制定した品質表示基準に従った表示をすべての製造業者又は販売業者に義務付ける「品質表示基準制度」の２つからなる。製材（構造用、造作用、下地用）、合板、集成材、構造用木質パネル（含むO S B）、CLTなどがJASで規定されている。－→→→－（参考）日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 18