ブックタイトル森林のたより 836号 2023年5月

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概要

森林のたより 836号 2023年5月

3森林経営管理法に基づく市町村による森林管理の支援森林経営管理制度を担う市町村の取組みを支援するため、地域森林管理支援センターの機能強化を行うほか、精度の高い森林情報を提供します。?市町村の林務行政を支援する「地域森林管理支援センター」の機能強化(29,207千円)・森林経営管理制度を運用する市町村を総合的に支援するため、地域森林管理支援センターの機能を強化?森林配置区分に応じた森林整備への支援(18,335千円)・森林情報を一元化した森林クラウドシステムを活用し、精度の高い情報を市町村へ提供?自伐林家が行う森林整備への支援(20,000千円)・自伐林家等中小規模森林所有者が行う除伐、間伐及び作業道開設等の森林整備に対して助成4森林技術者の確保・育成・定着「森のジョブステーションぎふ」を核に就業後のフォローアップ体制の強化などにより人材育成を図るとともに、新規就業者等の作業中の安全を確保するため、労働安全対策に取り組みます。新?岐阜県林業士の能力別資格制度の創設(1,000千円)・新規就業者から熟練技術者を対象に、木材生産等に関する知識・技術に応じた資格制度を開始?就業後のフォローアップ体制の強化(16,217千円)・「森のジョブステーションぎふ」において、新規就業者の確保と就業後の定着を高めるために労働環境状況の調査等を実施?県内に移住する新規就業者への支援(9,750千円)・県内で林業に従事するため県外から移住した者を対象に、移住支援金を給付?労働災害レスキュー訓練等の実施(915千円)・作業現場における応急処置や搬送方法を学ぶ労働災害時のレスキュー訓練や、チェンソーのメンテナンス知識等の基礎を学ぶ講習を実施?伐木安全技術評価会の実施(6,259千円)・伐木安全技術評価会と事前講習会を開催重点施策:林業・木材産業の振興5県産材利用促進条例に基づく需要拡大令和4年12月に制定した「岐阜県木の国・山の国県産材利用促進条例」(令和5年4月1日施行)に基づき、建築物等への県産材利用の促進、人材の育成、県民及び事業者への理解の醸成などを図り、県産材の需要拡大を推進します。?県有施設における木造化、内装木質化等の推進(107,600千円)・県有施設の木造化や教育・福祉関連施設における内装木質化等を推進新?フォーラムの開催等によるオール岐阜体制での普及啓発(7,279千円)・県産材利用の機運醸成を図るため、「県産材利用促進フォーラム(仮称)」を開催新?木造建築に関する相談窓口の設置と設計者等の育成(18,471千円)・都市部の工務店に対し県産材製品の斡旋等を行う窓口を設置・「ぎふ木造建築相談センター」において、木造建築の技術的な助言等を実施新?協定締結事業者が行う木造化・内装木質化等への支援(208,600千円)・県と事業者との「県産材利用促進協定」に基づき、県産材を活用した非住宅建築物の木造化、内装木質化等を支援新?炭素貯蔵量の認定と優良事例の表彰(1,486千円)・建築物等に利用された県産材の炭素貯蔵量を認定及び公表するとともに、優れた県産材利用事例を表彰6森林資源の有効活用の促進「脱炭素社会ぎふ」の実現に向けて、再生可能な資源である木質バイオマスの利用を進めることが求められていることから、林内に放置されている未利用材の搬出と、木質バイオマス利用施設の導入を促進します。新?未利用材の搬出経費への支援(12,650千円)・林業事業体や、市町村と地域住民等が協働して行う未利用材の搬出に対し助成新?木質バイオマスに関する研修会の実施と事業体へのアドバイザーの派遣(1,256千円)・木質バイオマスの熱利用を考える事業者に対して研修会を開催・施設整備を検討する事業体に対してアドバイザーを派遣?木質バイオマス利用施設の設備導入への支援(14,000千円)・公共施設や普及効果の高い施設への木質バイオマス設備の導入経費を助成7需要に合わせ柔軟かつ迅速に対応する木材サプライチェーンの構築木材生産から加工流通過程のデジタル化や、その情報を基に需給調整を行う体制の構築等を支援し、木材需要の変化に迅速に対応する木材サプライチェーンの構築を図ります。?サプライチェーンの構築・強化への支援(3,000千円)・県産材住宅の建設促進に向けたサプライチェーンを構築し、県産材の需給調整や、販路拡大などの取組みを行う団体に対し助成?林業事業体等が行うデジタル化への支援(24,785千円)3月補正含む・生産工程管理、在庫管理、受注管理等のデジタル化に取り組む事業者を支援・業務改善を促進するため専門家の派遣等を実施新?JAS製品の供給拡大への支援(1,200千円)・JAS認証材の新規認証・品目追加に取り組む事業者を対象に、認証取得に係る経費を助成?輸入材から県産材への転換への支援(197,617千円)3月補正含む[一部再掲]・木材加工施設等の整備に対し助成8木材の安定供給と森林所有者への利益還元ウッドショックのような急激な需給変動に柔軟かつ迅速に対応し、原木を効率的・安定的に供給するため、林道等の整備を推進するとともに、林業事業体による「森林資源の在庫管理」や高性能林業機械の導入等を支援します。新?デジタルデータを活用した森林資源の在庫管理への支援(2,765千円)・林業事業体による「森林資源の在庫管理」の実現に向け、航空レーザ計測結果等のデジタルデータを活用し、木材生産計画の作成を試行?林道等路網整備の推進(1,684,830千円)・市町村が行う林道の整備に対して助成するとともに、基幹的な林道及び林業専用道を県が代行して整備?高性能林業機械の導入への支援(50,222千円)3月補正含む・林業事業体による高性能林業機械の購入やレンタル経費を助成重点施策:森林の新たな価値の創造と山村地域の振興9新たな雇用と収入を生み出す森林サービス産業の育成山村地域に新たな雇用と収入機会を生み出すため、森林空間を活用した森林サービス産業を育成するとともに、「脱炭素社会ぎふ」の実現に向け、本県独自の森林吸収クレジット制度を施行します。?「ぎふ森のある暮らし推進協議会」の活動支援(4,138千円)・令和5年1月に設立した協議会が行う広報や会員交流会等の活動を支援新?森林サービス産業の普及啓発と人材育成のための研修会等の実施(3,513千円)・先進事例の紹介を行うセミナーや、森林空間を活用するうえで必要となる基礎知識を習得するための研修会等を開催新?「(仮称)G-クレジット」制度の施行(15,691千円)・カーボン・オフセットによる資金を山元に還元し、森林整備を推進するため、新たな森林吸収クレジット制度を構築し、運営?クレジット認証制度の普及啓発(3,975千円)・森林吸収クレジットの認証取得に関するセミナー等を開催するとともに、県営林におけるJ-クレジットの認証取得の手続きをマニュアル化し、普及10「ぎふ木育30年ビジョン」の実現に向けた「ぎふ木育」の新たな展開森林・林業に対する県民の意識を醸成するため、「ぎふ木遊館」と「森林総合教育センター(morinos)」を核として、森や木に親しみ、森とのつながりや森林文化の豊かさを段階的、継続的に学ぶ機会を提供します。新?市町村や民間事業者が行うぎふ木遊館サテライト施設の整備支援(76,400千円)・市町村等が県と連携して、ぎふ木遊館サテライト施設を整備する経費を助成新?「ぎふ木育」関係者のネットワーク化のための地域交流会等の実施(4,953千円)・地域で活動する木育・森林環境教育の指導者が情報交換を行う交流会等を開催新?地域独自の木育・森林環境教育プログラム等の開発支援(1,000千円)・地域版木育・森林環境教育プログラムや木のおもちゃを開発?「ぎふ木遊館」と「morinos」を拠点とした魅力的なプログラムの開発(82,214千円)・森や木に親しむ体験等、魅力的で多様なプログラムを開発?「ぎふ木育」指導者等の養成(3,888千円)・木育や森林環境教育に係る指導者の養成とスキルアップに向けた研修等を開催11きのこなどの特用林産物の振興きのこの新規生産者の確保、きのこ原木の調達、GAP等の認証取得や生産活動に必要な施設整備等に支援を行います。?新規就業するきのこ生産者への支援(1,000千円)・生産開始直後の経営安定化のための給付金を支給?きのこ原木調達への支援(2,200千円)・生産者団体に加入する生産者が県産材のしいたけ原木を共同購入する場合に助成?GAPや有機JAS認証商品の生産拡大に必要な施設整備への支援(5,000千円)・きのこ生産者によるGAP等の認証取得に必要な施設整備に対し助成?きのこ生産者団体等が行う販路拡大への支援(3,500千円)・市場内での競争力強化や大都市圏・海外への販路拡大の取組みに対し助成12「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用した自然環境の保全・再生管理不足の森林の増加、外来生物の繁殖、水環境の悪化などにより、森林や河川の持つ公益的機能の低下が懸念されていることから、「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用し、自然環境の保全・再生に向けた取組みを行います?森林部門(895,923千円)[一部再掲]・奥地水源林の間伐、危険な樹木の除去、造林未済地等での早生樹の植栽等の森林整備を支援・啓発効果の高い公共施設等の木造化・内装木質化を支援するとともに、森や木、川に関する環境教育や「ぎふ木育」の推進等を実施?共通部門(33,500千円)・地域団体等が実施する自然環境保全の取組みを支援MORINOTAYORI5