ブックタイトル森林のたより　838号　2023年7月

概要

森林のたより　838号　2023年7月

市況木材市場木材市況県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所回数樹種共販所名第1825回岐阜共販所6月13日第1412回飛騨共販所6月14日第1745回東濃共販所6月8日すぎひのきすぎひのきひめこくりすぎひのきまつ単位：円（1m3当たり）長さ径平均値高値気配3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ5ｍ4ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ16～18cm16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～18cm20cm以上16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～20cm24～28cm30cm以上30cm以上24cm以上16～22cm24～28cm30cm以上元16～22cm24～28cm30cm以上元13cm以下24～28cm30cm以上元18～22cm22～28cm梁30cm以上元15,00014,40015,30015,300－－－－→→→→→→→→→→→→→→→→13,500－20,50018,80020,30019,00018,700－15,00016,00015,00020,50019,80019,00020,00026,00020,00015,000－15,00015,10014,80015,00020,00018,00025,00010,00018,30025,00029,500－11,00018,500－－27,000－－61,800－－－22,000－－－38,600－－24,800－32,000－－28,000－30,000－－－84,000※単価は直材価格､但し平均値は並材二番玉価格。気配は、前回市との比較。－－－→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→【商況】全体的に製品の販売苦戦によりヒノキ、スギは、下げ傾向にて相場は弱含み。スギ4ｍ元木、尺上良材については応札はあるが、様子見にて弱含み。スギラミナ向け3ｍ・4ｍ材は弱含み。ヒノキ元木、尺上良材3ｍ・4ｍ役物取りは、応札はあるが様子見にて弱含み。ヒノキ3ｍ柱取、4ｍ土台取りも、弱含みの展開となっている。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足感が強く需要高。（岐阜）製材用丸太は傷みが心配される時期になり、先安観も出てきた。広葉樹は出材も多く、良材は応札旺盛だが並材は価格が伸びない。高値はシナ4m×42cm@30,300円、カエデ2m×38cm@34,200円、ナラ2.1m×36cm@44,000円、ホウ2m×40cm@36,500円、マクルミ2.1m×28cm@35,000円、セン2.1m×36cm@32,300円、クリ2m×34cm@32,300円。（飛騨）住宅需要の低迷と原木の材質低下が懸念材料となり、ヒノキ、スギ共に引き合いは低調。ヒノキ元木良材3ｍ・4ｍ尺上、40cm上役物取りは応札はあるが、当用買い傾向が強く弱含み。３ｍ柱向け（14cm～24cm）、4ｍ土台・中目は、荷動き重たく弱含みでの展開。スギ4ｍ中目尺上元木良材も水上がりの時期に入り様子見に終始した。3ｍ・4ｍ構造材向けは市中製品価格軟化の影響を受け一段と弱含みで推移。合板向けについては、製品荷動きが鈍く弱基調、特にヒノキ、カラマツは原木受入調整が一段と厳しく継続している。（東濃）製品卸売標準価格（5月期）樹種スギヒノキＷ集ウッ成ド材用途柱間柱土台柱柱外材市況（5月期）91,000（3,000）98,000（4,200）樹種規格価格前月比較米松米栂米ひば寸法（mm）長巾高30003000300010530※日刊木材新聞調べ（名古屋標準相場全てKD材）SSタイプコースト（目荒）ヘム（アラスカ産）ポール等級3000 105 105１等１等4000 105 105特等3000 120 120特等6000 120 120特等105 105国産５層120 120国産５層m 3当り価格（本（枚）単価）単位：円前月比較80,000（2,646）→80,000（756）→60,000（2,646）→80,000（3,456）→165,000（14,256）→→→単位：10 0円（1m3当たり）468432468日刊木材新聞調べ名古屋標準相場（径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場）これってなあに？～木材用語～タルキ屋根材で、母屋に直交するように傾斜方向に設置される小割り材。タルキの上に野地を施工し、ルーフィング材などを用いた上に屋根材を乗せる。屋根タルキだけではなく、マンションの天井の桟組みなどにも用いられる。－→→→－（参考）日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 22